株式会社オークファン、グランドデザイン&カンパニー運営のGotcha!mallをモール化、約500店舗からスタート
Gotcha!mallをモール化
株式会社オークファン(以下、オークファン)は、15日、グランドデザイン&カンパニー株式会社(以下、GDC)が運営中のオムニチャネル・プラットフォーム「Gotcha!mall」を、複数の大手企業やブランドの出店によってモール化し、スマートフォンアプリとしてリリースすることを発表した。
具体的な取り組みの第一弾として、全国の約500店舗を対象にモール化を行うことが予定されている。また、アパレル企業、百貨店など約20社のEC・実店舗で使用できるクーポンや景品を、スマートフォンアプリ内にて随時提供するとのことだ。
オークファンは、今月10日に、GDCの子会社化、および同社からの新設会社の分割を行い、今後オムニチャネルビジネスに注力していくことを発表していた。新設会社については、後日別途発表が予定されている。
背景
GDCはこれまで、オムニチャネル・プラットフォーム版Gotcha!mallで、「カプセルトイ(小型自動販売機)」というゲーミフィケーション型のクーポン配布を行ってきた。カプセルトイでは累計1,000万回以上のユーザプレイが創出され、初来店ユーザのうちの約60%による2回以上のリピート来店や、取得クーポン利用率の90%超えという実績がある。
今後は、今回発表されたモール化を皮切りに、これまでGDCにて蓄積されてきた知見やノウハウをもとに、さらに効果的なオムニチャネル施策が実現される。
アプリ版Gotcha!mallはどう変わるか
アプリ版Gotcha!mallは、「お得にショッピングができる無料アプリ」という形をそのままに、これまでと変わらず、カプセルトイでプレイをすることで、ユーザにクーポンや景品が提供される。
今回のモール化により、人気店や有名ブランドの個別のカプセルトイや、グルメ、ビューティー、ファッション、トラベルといったカテゴリごとのカプセルトイが追加される。
また、出店企業の様々なチャネル(店舗、商品、Webサイト、ECなど)、DMP、POSデータなどとの連携により、新規顧客の増加や、リピート来店率・購買率・購買単価アップが図られる。