ライトアップ、中小企業特化【まるごと代行BPO】の提供開始
株式会社ライトアップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:白石崇、以下「ライトアップ」または「同社」)は、「スモールBPO」サービスにおいて、「ITツール連携(iPaaS)まるごと代行BPO」の提供を開始した。
中小企業特化型の新しいBPOサービス
ライトアップは、2022年6月より「スモールBPO」サービスにおいて、「ITツール連携(iPaaS)まるごと代行BPO」の提供を開始した。同社はこれにより、多くの中小企業が抱える「ITツールを使いこなす人材・スキルが不足している」という課題を解決し、業務効率化につなげていきたいとしている。
「スモールBPO」とは、「すぐに利用できる、すぐに成果を出せる」「小さな稼働で、大きな成果」「人件費は、最大の固定費から、最小の変動費にできる」をコンセプトとした中小企業特化型の新しいBPOサービスだとしている。
大企業と比べ業務が体系化されていない中小企業にとって「なんでも依頼出来る」という従来型のBPOサービスは、その自由度の高さゆえにポイントを絞った発注は必ずしも容易ではなかった。
スモールBPOは、業務を出来る限り細分化し、自社に適している業務プロセスのみを依頼することが可能だ。また依頼内容は、専用の管理画面を通じて24時間、管理することができる。
委託可能な業務
Integromat、Zapier、IFTTT等のiPaaSサービスを使用し、複数ITツールの連携と自動化設定を実施するとしている。
▶GmailとGoogledriveを連携し、メールで届いた請求書ファイルを自動保存&Slack通知
▶GoogleカレンダーとSlackを連携し、関係者全員に毎朝9時に自動リマインドを実施
▶毎朝10時に勤怠管理システムデータをスプレッドシートに転記し、欠勤者をSlack通知
▶Zoom会議終了後、録画データを自動的に参加者へメールで送付&ChatWork通知
▶スプレッドシートの一覧を元に、自動で指定時間に3つのSNSへ投稿
▶自社のInstagramへのコメント投稿を自動でスプレッドシートに転機し、Slack通知
▶顧客がミーティングリンク入力後、各種日程調整ツールに自動転記&リマインド
▶スタッフの日報を元に、毎日21時にKPI自動集計、Slackチャネルに自動投稿
▶その他、iPaaS設定に関する作業一式
中小事業者のデジタル化を支援
公表に際して同社では次のように述べている。
「コロナ禍でテレワークなどの新しい働き方が浸透し、情報連携のために様々なITツールを使用する機会が増えました。一方で、多くの中小企業が『社員間のITスキルにばらつきがあり、使いこなせる人材に業務が集中してしまう』『複数のツールを使いこなせず業務効率化に繋がらない』という課題を抱えています。今回、中小企業に特化した新しい『ITツール連携(iPaaS)まるごと代行BPO』サービスの提供を開始いたします」
異なるITサービス同士のデータを連携できるITツール連携(iPaaS)「まるごと代行BPO」。Integromat、Zapier、IFTTT等のiPaaSサービスを使用し、業務自動化の企画・設定・運用を実施できる。同サービスは、EC化の基盤を整える上でのデジタル化という意味でも中小事業者にとって新たな選択肢となりそうだ。