「unisize」がキッズ向けのサイズレコメンド機能をリリース、子どもの成長に合わせてサイズを推奨

ECのミカタ編集部

株式会社メイキップ(東京都新宿区、代表取締役:柄本真吾)は、同社が提供するアパレルEC向けサイズレコメンドエンジン「unisize(ユニサイズ)」が、新たにキッズ向けのサイズレコメンド機能をリリースしたと発表した。

また、業界内での初の導入先として、豊富なキッズ服のラインナップを揃えたフランス発アパレルブランド「PETIT BATEAU(プチバトー)」が提供するECサイト「プチバトーオンラインブティック」にて9月1日(木)よりサービス提供を開始している。

現在と1~2年後の体型に合わせたサイズ確認が可能に

現在と1~2年後の体型に合わせたサイズ確認が可能に

unisizeが新たに提供するキッズ向けサイズレコメンド機能は、3歳から15歳の子どもを対象に、年齢・身長・体重といった簡単なアンケートに回答するだけで、現在の子どもの体型と1〜2年後の成長した体型に合わせた洋服の着用感をシルエットで確認できる機能。子どもの成長を可視化しながらサイズを比較検討し、買い物を楽しむことができる。

また、本機能のリリースにあたり、unisizeにおいて、1つのIDに対し成人のサイズデータに加え、子どものサイズデータも併せて紐づけられるようになった。これにより、ユーザーが自身と子どもの洋服をECサイトで購入する際、都度サイズデータを入力し直す手間をかけることなく、それぞれの最適なサイズを確認することができる。

背景にキッズ服ならではのサイズ不安

コロナ禍を背景にECサイトからの上げ比率が増えるアパレル企業が増加するとともに、顧客獲得を目的とした割引施策依存からの脱却が各社の課題となっている。

そんな中、顧客UXの向上の一環としてユーザーが抱えるサイズ不安を解消すべく、unisizeを導入するアパレル企業が増えている。unisizeを提供する中で、キッズ向けの洋服には、子どもの成長を考慮した上で買うサイズを決めることから、誤って大きすぎるサイズを買う心配がつきまとう顧客ニーズがあり、改善して欲しいという要望が寄せられていた。

今回、新たに子どもの1~2年後の成長過程を考慮しながら、買うアイテムのサイズを確認できる機能を提供することで、キッズ服ならではのサイズ不安払拭をサポートするという。

今後もさらなる機能の拡充を予定

unisizeのキッズ向け機能は、コロナ禍を背景にしたアパレル業界のEC売上比率の上昇を受け、キッズアパレル企業からのニーズを背景に開発されたものだ。

今後も、購入履歴データからサイズを比較できる機能や、手持ちの洋服のサイズを登録し比較できる機能など、さらなる機能の拡充を見込み、キッズアパレル業界のサイズに対する要望に応えるべくサービス開発を続けていくという。

2016年2月に提供を開始したunisizeは、洋服からバッグカテゴリーに適用を拡大しながら、加速度的に導入サイトを増やしてきた。現在の体型だけでなく、1~2年後の成長した体型に合わせて着用感を確認できるというのは、キッズ服ならではのユニークな機能だ。

また、1つのIDに成人と子どもの体型データを紐づけられる点も利便性が高く、今後「自分の服も子どもの服もネットで買う」という行動がさらに広がっていくのではないだろうか。

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