Shopifyアプリ【定期購買】が新たに4機能をアップデート

ECのミカタ編集部

株式会社ハックルベリー(東京都渋谷区、代表取締役社長:安藤 祐輔、以下「ハックルベリー」または「同社」)が提供するShopifyアプリ「定期購買」において新たに機能アップデートを実施した。

新たに4機能をアップデート

ハックルベリーが提供する定期購買APIに対応しShopify(ショッピファイ)アプリ「定期購買」に、「プラングループごとのメール変更機能」、「Shopify Flowへ連携情報の追加」、「契約金額ごとの割引機能」、「契約された商品データの一括更新」の各機能を追加アップデートしたことを公表した。

アップデートされた機能の概要

アップデートされた機能の概要

◆1.プラングループごとで送信するメールの内容が変更できるように

これまで、「定期購買」アプリから送信される各メールはすべて共通の内容となっていたが、今回のアップデートにより、プラングループごとに内容が変更できるようになった。これにより、顧客の契約内容に応じたメール配信が可能となり、顧客の満足度向上、解約率の低減、LTVの向上に寄与する。

◆2.Shopify Flowへ連携情報の追加によりさらに柔軟なCRMを

Shopify Flowへの連携情報に以下が追加された。これにより、それぞれに応じた施策が可能となり、更に細やかな解約防止・LTV向上施策が可能になった。

[追加された情報]
・解約理由
・Order情報

◆3.契約金額ごとの割引機能

定期購買の契約金額に応じた各種割引が可能になった。任意の金額以上を購入している顧客へ、「送料無料」や「10%引き」といったサービスの提供が可能となり、顧客の満足度向上、解約の防止に寄与する。

[可能な割引]
・固定金額割引
・契約金額に対する指定%割引
・送料無料

◆4.契約されたデータの一括更新によりオペレーションが簡易に

今までは、ShopifyのSubscription APIの仕様上、定期購買の契約データは商品とは切り離されるため、元の商品で金額やSKU (最小管理単位) が変更されても、定期購買契約のデータは更新されなかった。今回のアップデートにより、指定した商品の名称、金額、SKU (最小管理単位) が自動で更新可能になり、オペレーションの手間や顧客からの問い合わせ対応を削減し、効率的な運用が可能となる。

進化を続けるShopifyアプリ「定期購買」

ハックルベリーは同アプリについて、今後もアップデートを重ね、日本の定期購買商習慣に応じたマーケティング/CRM機能を追加するなど必要な機能開発を進めていくとしている。また同社は、Shopifyのサイト構築/アプリ構築のリーディングカンパニーとして、長期的な売上の支援を簡単かつ安心して導入できるアプリを随時リリースしマーチャント(事業者)支援を行うとしており、これからの進化にも注目と言えそうだ。

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