ECノーコードツールTēPs、「顧客情報の取得・更新」機能をリリース
テープス株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:田渕健悟)は、同社の「TēPs」において、Shopify の「顧客情報の取得」と「顧客タグ・メモの更新」の2つの機能を新たにリリースした。
CRM施策の効率化が可能に
テープスは、同社が提供するEC に特化したノーコードツール「TēPs(テープス)」において、Shopifyの「顧客情報の取得」と「顧客タグ・メモの更新」の2つの機能を新たにリリースした。
TēPs はECモールやEC事業でよく使われる、さまざまなツールをつなぐことで、自社独自の業務を、担当者自身が自動化できるサービスだ。同社は、今回の新機能追加により、顧客タグに応じて内容の異なるマーケティングメールを送信するなど、さまざまなCRM施策の効率化が可能になるとしている。
新機能の概要
◆顧客情報の取得
Shopifyの注文回数や購入金額などの顧客情報を取得できる。たとえば、一度しか購入したことがない顧客に2回目以降の購入を促すメールを送るなど、購入回数に応じたメールマーケティングが可能となる。
◆顧客タグの更新
Shopifyの顧客タグ・メモを追加・削除できる。前述の「顧客情報の取得」機能と組み合わせることで、購入回数や累計購入金額に応じた会員ランクの顧客タグを付与することが可能になる。これにより、会員ランクに応じてマーケティング施策の内容に差を付けたり、会員ランクごとに売上を集計・分析できるようになる。
顧客ごとの細かな施策展開を支援
Shopifyでは、顧客のロイヤリティを高めるため、会員ランクにもとづいた施策が一般的になっている。たとえば、累計の購入回数や前月の購入金額によって会員ランクが変動し、ランクに応じておまけのプレゼントやポイント倍率、メルマガ内容が変わるなど、施策内容は多岐にわたる。
今回リリースされた2つの機能により、このような会員ランクを利用したCRM施策の自動化が可能になるため、より効率よく施策を運用できるだけでなく、ヒューマンエラーの削減も期待できそうだ。また、顧客タグ別で売上を集計できるようになるため、単純に売上の増減を確認するよりもEC展開における精度の高い施策の効果検証につながることになるだろう。