卸仕入れサイト『orosy』が海外バイヤー向けに英語サイトをオープン
orosy株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:野口 寛士、以下「orosy」または「同社」)は、海外バイヤー向け販売サイトをオープンし、日本ブランドの輸出サポートを開始した。
orosyで手間なく海外へ販路拡大が可能
卸仕入れサイト『orosy』の開発・運営を行うorosy社は、2022年11月29日に海外バイヤー向け販売サイトをオープンさせ、日本ブランドの輸出サポートを開始した。同社によれば、海外バイヤーから受注後、ブランドはorosyの東京倉庫に納品するだけで、海外へ販売することができるという。
海外販売に必要な業務はorosyが担当し、海外販売に関する手数料等の費用は一切かからないとのことだ。また、アメリカを中心に、既に世界各国のバイヤーが英語版orosyへ登録しているとのことだ。orosyに登録するだけで、国内に加え、海外バイヤーとの接点を得ることができる。
さらに、海外バイヤーからの受注後、orosyが海外バイヤーに代わり、ブランドから商品を購入するため、取引は国内取引として完結。代金も同社がブランドへ支払うため、為替の影響を受けること無く回収率も100%だとしている。
◆海外からの注文の流れ
▷海外バイヤーから受注(orosyと海外バイヤー間の取引)
▷海外バイヤーに代わり、orosyがブランドから商品を購入(orosyとブランド間の国内取引)
▷ブランドは商品を、orosyの東京倉庫に向けて国内出荷
▷orosyがブランドから購入した商品を海外バイヤーへ出荷
利用ブランドの声
◆有限会社竹明庵工房
英語サイトの立上げから、海外バイヤーからの問合せ、先方が希望する在庫の調整など、海外販売に関する全ての業務をorosyに引き受けて頂けました。また、販売する相手もorosy経由でコントロールできるため、安心して海外への販路を拡大することができます。
◆株式会社Nez reflet
既に自社でも海外との取引をしていますが、輸出の手間や代金回収、為替のリスクなど多くの作業が発生し1回の取引にとても時間がかかっていました。orosy経由の受注では、全てorosyが代行してくださるため一切の手間なく取引を完了することができました。
◆株式会社キギ
orosyを利用することで、自社専用の国内向けの卸販売ページに加え、英語版の卸販売ページを持つことができ、すぐに卸販売を始めることができました。またorosyに様々なリスクをとって頂け、仕入先へ良い条件をオファーすることができました。
ユーザーの声に応えてオープン
同社によれば、orosyを利用しているブランドから「海外から問い合わせがあるが、輸出方法が分からない」「海外販売にも挑戦してみたい」といった声が寄せられ、また昨今orosyへの海外からのアクセス、問い合わせ増加を鑑み、海外バイヤー向けに英語版orosyの提供を開始することにしたという。その上で、少しでも多くの日本の商品が海外で取り扱われるよう、輸出に関する業務もorosyが代行するとしている。
このように卸仕入れサイト『orosy』が海外バイヤー向けに英語サイトをオープンさせ、国内ブランドの輸出業務をorosyが代行し、海外販路拡大をサポートすることとなった。海外販売に必要な業務、英訳や問合せ対応、輸出などは全てorosyが担当し、ブランドは日本のorosy倉庫に納品するだけで海外との取引が可能となる。ますます活況を呈している越境EC市場に乗り出す事業者にとって、心強い味方となりそうだ。