BASE株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役CEO：鶴岡裕太 以下「BASE」または「同社」）は、同社が運営する「BASE」のショップ開設数について190万ショップを突破したことを公表した。

キャンペーンも実施

ネットショップ作成サービス「BASE（ベイス）」は、ショップ開設数が、2022年12月9日（金）に190万ショップを突破したことを公表した。また、ショップが年末商戦で活用できる、最大割引率が20%となるツイートキャンペーンを2022年12月12日（月）〜14日（水）まで実施するとしている。

さらにBASEは、直近で次のような機能が提供されている。売上金の定期振込が可能な「定期振込 App」や都道府県ごとに配送可能日の設定が可能な「配送日設定 App」、購入者にアンケート調査を実施できる「アンケート App」を実装。また、「かんたん発送（ヤマト運輸連携） App」では、個人やスモールチームは氏名・住所・電話番号を非公開にして商品を発送することができる匿名配送機能も実装している。

今後リリース予定の機能

同社は、現在開発中で今後リリースを予定している機能の一部を紹介している。マーケティング活動に役立つ機能や、ファンやリピーター等への顧客ロイヤリティ向上を目的とした機能など、CRM施策を強化する機能開発に取り組んでいるとのことだ。

◆新規機能

▷「メンバーシップ App」

ショップごとにオリジナルの会員制度が作れるようになる。長期的には商品の購入金額によってポイントを付与し、ショップが自由に設定した特典（リワード）と交換ができる会員機能を予定している。

▷「HTMLタグ挿入 App」

HTML編集を必要とせずに、計測タグや広告タグなど、サイト分析や集客につながる外部ツールを手軽に導入することが可能。

◆既存機能のアップデート

▷「送料詳細設定 App」のアップデート

常温・冷蔵・冷凍の3温度帯ごとに送料をまとめたり、梱包サイズごとの送料を設定することで、商品の個数や重量に応じた金額に切り替えたりすることが可能になる予定。

▷「予約販売 App」の期間延長

「予約販売 App」で設定できる予約期間を延長し、数ヶ月先まで予約を受け付けることが可能になる。

上記機能は開発中のため、内容・名称等を変更する可能性がある。

個人・法人ともにショップ開設が拡大

公表に際して同社では次のように述べている。

「2012年11月にサービス提供を開始した『BASE』は、2022年11月20日に10周年を迎え、ネットショップ開設数は累計190万ショップを突破いたしました。サービス提供開始当初から個人・法人・自治体などの行政をはじめたくさんのショップにご利用いただき、2022年4月には売上規模が拡大したショップの成長も後押しできるように、業界最低水準決済手数料の『グロースプラン』（決済手数料2.9%+月額サービス利用料5,980円）の提供を開始いたしました。2022年11月に発表した『BASE』オーナーズ調査2022の調査結果では、2年連続で『法人』の利用が増えているなど、より幅広い層のショップの皆様にご利用いただいています。また、機能面においても、個人やスモールチームをはじめ、成長したショップの皆様にもご利用いただきやすいよう、新たな機能開発に取り組んでおります」

ハンドメイド作家をはじめ、幅広いECショップが軒を連ね、多くの利用者が訪れるプラットフォームに成長したBASE。EC市場がさらに活気を帯びる中、同社の進撃は、その勢いを増すことになりそうだ。