ECカート『リピストX』がWMS『Ripi Robo』とAPI連携

ECのミカタ編集部

株式会社PRECS(本社:東京都千代田区、代表取締役:吉原庄三郎、以下「PRECS」または「同社」)は、同社の「リピストX」と株式会社コマースロボティクス(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤彰弘、以下「コマースロボティクス」)のWMS「Ripi Robo」とのAPI連携を開始したことを公表した。

連携の概要

PRECSは、単品通販・定期購入/頒布会通販に特化したECカートシステム『リピストX(リピストクロス)』と、eコマースの自動化型DXサービスを提供するコマースロボティクスの単品リピート通販用WMS(倉庫管理システム)「Ripi Robo」とのAPI連携を2023年1月19日より開始したことを公表した。同社がまとめる連携概要は、次の通りだ。

▶1.注文を自動取り込み

リピストX(リピストクロス)で「注文確認済み」ステータスの注文を取り込む。

▶2.荷物の問い合わせ番号をリピストX(リピストクロス)へ自動反映

Ripi Roboに登録された問い合わせ番号をリピストX(リピストクロス)へ自動反映する。

リピストXとRipi Roboについて

◆ECカートシステム『リピストX(リピストクロス)』

定期・単品通販に特化した「リピスト」のローンチから14年、述べ1,400社のD2C事業者を支援したリピストより、2022年8月に後継プロダクトとなる「リピストX(リピストクロス)」をローンチ。業界最短の1クリック購入が可能なLP一体型フォームや、チャット形式の購入フォームなどの新規獲得に有利な機能に加え、広告代理店、WEB制作会社などの外部パートナーごとに個別の管理権限を付与する機能を搭載している。販売施策面では、よりどり販売機能(定期も対応)、確認ページ/完了ページでの商品チェンジオファー、定期と都度の商品について同時に申込が可能になるなど、運営事業者、外部パートナーともに便利になる機能をこれまでのリピストから50以上の機能がアップデートされている。

◆単品リピート通販用WMS 『Ripi Robo(リピロボ)』

低価格、高機能な単品リピート通販用クラウドWMSで、単品リピート通販に必要な機能が備わっている。ショップ側の操作画面(OMS)と倉庫側の操作画面(WMS)の一体型システムで操作画面が分かれているので、明確な役割分担ができる。OMSでは単品リピート通販カートとのAPI連携、RPAによる受注の自動処理、購入回数やその他条件に応じた同梱物を注文に自動付与することができ、受注処理の業務効率化と柔軟な販促施策を実施することが可能になっている。WMSでは特許を取得したバッチグルーピング機能のSDバッチ(Same, Different)で、同じ商品、同梱物の注文を自動で作業バッチをグループ化し、バッチ単位で作業ができることでピッキング、仕分け作業を大幅に効率化する。また、単品リピート通販で多い、後払いの支払い方法にも対応。後払い印字データをAPIで取得し、納品書一体型で直接印刷できることでミスの防止と生産性が向上できる点が支持されている。

今回、両者の連携が実現し、日々の受注処理作業が自動化され、発送後には荷物番号の通知を含めた購入者への発送完了メールが自動的に配信されるなど、受注処理業務の作業工数を大幅に削減できることになり、ECにおけるバックヤード業務の円滑化に寄与することになりそうだ。

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