単品・リピート通販カート『リピスト』がWMS『リピロボ』と連携

ECのミカタ編集部

株式会社PRECS(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣田朋也、以下「PRECS」または「同社」)は、株式会社コマースロボティクス(本社:東京都港区、代表取締役:伊藤彰弘、以下「コマースロボティクス」)のWMS「Ripi Robo」とのAPI連携を開始した。

カート × WMS

PRECSは、D2C/ECの単品通販・定期通販/頒布会通販に特化したカートシステム『リピスト』と、eコマースの自動化型DXサービスを提供するコマースロボティクスの単品リピート通販用WMS「Ripi Robo」とのAPI連携を2022年11月30日より開始した。※WMS = Warehouse Management System(倉庫管理システム)

◆自動連携の概要

▷注文を自動取り込み

リピストで「注文確認済み」ステータスの注文を取り込める。

▷荷物の問い合わせ番号をリピストへ自動反映

Ripi Roboに登録された問い合わせ番号をリピストへ自動反映する。

サービスの概要

◆ECカートシステム「リピスト」

「リピスト」は定期通販をこれから始めるスタートアップの事業者から、既に定期通販を運営している事業者まで幅広く対応できる「単品通販・定期/頒布会通販特化型カートシステム」だ。通販サイトのCVR(購買率)を向上させるための施策を実行できる機能を豊富に取り揃えており、手軽にスタート出来る「フォーム一体型LP」や広告費用対効果を見える化し分析・集計が出来る機能など最安値のプランでも備わっている。またコールセンター向けに現場の目線に立ったUI設計に基づく管理画面やリピート施策におけるステップメールなどのCRM機能も実装可能で顧客育成・LTV向上を目指す事業者に合わせた機能が用意されている。

◆Ripi Robo(リピロボ)

低価格、高機能な単品リピート通販用クラウドWMSで、単品リピート通販に必要な機能が備わっている。ショップ側の操作画面(OMS)と倉庫側の操作画面(WMS)の一体型システムで、操作画面も分かれているため、ショップ&倉庫間で明確な役割分担が可能だ。OMS側では、単品リピート通販カートとのAPI連携や、RPAによる受注の自動処理、購入回数やその他条件に応じた同梱物の自動付与などにより、受注処理業務を効率化し、柔軟な販促施策の実施を可能としている。WMS側では、特許を取得した「SDバッチ(Same/Differentバッチ)」と呼称されるバッチグルーピング機能により、同じ購入パターンの注文を自動でグルーピングさせることができる。このバッチグループ単位で作業を実施することで、ピッキング・仕分け作業効率の大幅アップが実現可能だ。また、単品リピート通販のショップで使用頻度の高い、後払いの支払い方法にも対応。後払い印字データをAPIで取得後、WMSから納品書と払込用紙を一体型で印刷することで、帳合ミスの防止と生産性向上に寄与する。

物流とバックヤードを自動化で支える

物流とバックヤードを自動化で支える

このように、単品・リピート通販にフォーカスしたカートシステム「リピスト」が単品リピート通販用WMS「Ripi Robo(リピロボ)」とのAPI連携を開始した。リピストと、Ripi Robo(リピロボ)のAPI自動連携によって、「注文の自動取り込み」と「荷物の問い合わせ番号のリピストへの自動反映」が実現した。

前者では、リピストで「注文確認済み」ステータスの注文を取り込め、後者では、Ripi Roboに登録された問い合わせ番号をリピストが自動反映される。ECの生命線でもある物流とバックヤードでは、業務効率化や発送までのリードタイム短縮による顧客満足度の向上の面から、自動化が求められる。今回の連携によって自動化がより進化し、ECショップにとってもWMS活用による利点がさらに向上することになりそうだ。

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