「CROSS MALL」、「Air Logi」との自動連携を開始
株式会社アイル(以下:アイル)が提供する複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL」は、株式会社コマースロボティクス(以下:コマースロボティクス)が提供するeコマースのクラウドWMS「Air Logi」との自動連携を開始した。
受注から出荷までの自動連携が可能に
従来、「Air Logi」と「CROSS MALL」間の連携では、連携に必要なデータ(CSVファイル)を手動でダウンロード・アップロードしており、連携のたびに双方のシステムを操作する必要があった。
今回、各種データをAPI開発により自動連携したことで、両サービスを利用している事業者の手間は大幅に削減されるだろう。
また、「CROSS MALL」の自動処理で生成された受注データと商品データを自動で「Air Logi」に渡すことできるため、「Air Logi」の出荷データと在庫データを「CROSS MALL」が自動で受け取ることで、受注から出荷までの自動連携が可能となった。
◆自動連携の図解イメージ
両サービスを利用する事業者の手間を大幅に削減
「CROSS MALL」は複数ネットショップの商品・在庫・受注・発注・仕入の一元管理が可能なクラウドサービスだ。また、バックヤードが主役のイベント「BACKYARD FES.」やバックヤードを表彰する「BACKYARD AWARD」、バックヤード特化型メディア「B.Y」などの、バックヤードを支援する活動を精力的に行っている。
「Air Logi」は初期費用35,000円から利用できる、EC通販に特化したクラウドWMSである。2022年10月時点では1,100社以上が利用する、ECショップに人気のサービスとなっている。
今回の連携は作業効率を向上させたいと考える事業者にとって、大きな助けになることが考えられるはずだ。また、連携をきっかけに両サービスの利用者増にも繋がるかもしれない。これからの動向に注目すべきといえるだろう。