LISUTOが提供する「AIタッガーⓇ」が大幅にバージョンアップ
ECモールにおけるSEOに欠かせないタグを自動登録する「AIタッガーⓇ」を展開するLISUTO株式会社(以下:LISUTO)は、2023年1月26日より導入実績1000店舗以上の「AIタッガーⓇ」を大幅にバージョンアップしたことを公表した。
複数の新機能を追加
従来の「AIタッガーⓇ」にはAIによる自動タグ登録の機能しかなかっため、シンプルで使いやすいメリットがある一方、利用者からは自動タグ登録だけでなく商品管理も出来る機能を追加して欲しいという要望があった。今回、その様な利用者からの声に答える形で、商品を管理する上で便利な機能を追加することとなった。
◆商品説明文などの商品情報を閲覧し編集する
バージョンアップ後の新しいプラットフォームでは、CSVファイルを「AIタッガーⓇ」に読み込むと、そのCSVファイルに含まれている商品情報を「AIタッガーⓇ」の管理画面上で閲覧でき、既に登録されているタグの内容を確認し、手動でも追加や削除が可能になる
◆商品管理が出来る機能だけでなく、3つの方法でタグ登録することが可能に
手動によるタグ登録、ユーザーが任意の条件でカスタマイズしたルールに沿ってタグ登録をする「ルール機能」を使ったタグ登録が可能。さらに、「ルール機能」等を利用してカテゴリの一括設定・管理も可能となる。
◆「AIタッガーⓇ」に取り込んだ商品情報を分類するラベル機能を追加
次回のセールで出品する商品に「次回セール出品」というラベルを作成し、対象の商品にラベルを付与することで商品の分類、またラベルによる検索も可能となる。
◆API連携
CSVファイルを使わなくてもECモールとのAPI連携により商品情報をインポート・アップデートできるようになる。
※リリース時はYahoo!ショッピングのみ対応。楽天市場はSKUプロジェクト開始後、システム連携対応予定。
導入しやすい価格へ改定
料金に関しても従来の処理件数に応じた料金体系から、月額固定の「使い放題プラン」へと変更する。ストアの規模に応じた月額固定の「使い放題プラン」になり、最低料金はひと月あたり5,000円からと、これまでよりも導入しやすい価格に改定された。
処理件数に応じた従量課金制の料金プランを撤廃したことにより、予算を気にせず固定料金にて全ての商品に対して自動タグ登録をすることが可能となる。全商品に対して「AIタッガーⓇ」で自動タグ登録することでユーザーはより一層アクセス数アップ、売上アップの効果を実感できるはずだ。
楽天SKUにも対応
バージョンアップした「AIタッガーⓇ」は、2023年4月から始まる楽天SKUプロジェクトにも対応する。
楽天SKUプロジェクトが始まると、すべての情報はSKUごとに管理され、楽天市場の商品ページの仕様や検索ロジックが変わる。現状の検索ロジックでは、商品名や説明文に含まれるテキスト情報に依存した仕様となるが、今後は商品属性と呼ばれるタグ情報が優先的に参照されるようになる。
そのため、タグの徹底的な登録こそがキーワード検索、サジェスト検索、絞込検索などあらゆる検索方法に最も有効なSEO対策となるはずだ。
2023年4月以降、SKU管理へと移行する店舗より順次、SKU管理に対応した新しい様式のCSVファイルを用いて「AIタッガーⓇ」で商品属性の自動登録が可能となる。どのカテゴリも、必須項目と任意項目、合わせて概ね30項目程の商品属性項目が設けられ、ストア担当者がSKUごと人力で商品属性を登録する事を考えると、これまでの工数が数倍かかることになるはずだ。
SEOに直結するタグ登録の工数を大幅に削減するため、そしてアクセスと売上アップに貢献する「AIタッガーⓇ」は、楽天SKUプロジェクトの始動によって益々需要の増加が予想されるだろう。