Shopify「プラスシッピング 」が「チルドゆうパック」に対応開始

ECのミカタ編集部

Shopify Japan 株式会社(本社:東京都渋谷区、カントリーマネージャー:太原真)は、同社の配送サービス「+ Shipping」が日本郵便の「チルドゆうパック」への対応を開始したことを公表した。

中小EC向け配送サービス「プラスシッピング」

世界最大級のコマースプラットフォーム、Shopify(ショッピファイ)の日本法人Shopify Japan (以下「Shopify Japan」または「同社」)は、Shopifyを利用する国内中小規模の事業者(Shopify ユーザー)向けの配送サービス「+ Shipping(以下「プラスシッピング」)」が新たに日本郵便の冷蔵配送サービス「チルドゆうパック」への対応を開始したことを公表した。

Shopifyはオンラインストア構築から顧客データ管理、受注管理、配送、在庫管理まで幅広い規模の小売事業者を支援するコマースプラットフォームを提供している。「プラスシッピング」は、国内の主に中小規模のShopifyユーザー向けに、昨年10月から日本郵便の協力のもと、商品を効率的かつ低コストで配送するために開始したサービスとなっている。

配送コストを最大51%削減

配送コストを最大51%削減

「プラスシッピング」は、日本郵便との個別契約を必要とすることなく、荷物の集荷申し込みや集荷の場所・日時指定から配送情報の管理、送り状ラベルの購入・印刷、配送の事前決済まで、配送に関するサービスを包括的にアプリ上で提供し、個人から中小企業まで多くのShopifyユーザーが利用している。

通常配送では、差出地から届け先の距離と配送商品のサイズに応じて配送料金が異なる。しかし「プラスシッピング」は、全国一律の特別配送料金を提供することで、Shopifyユーザーのコスト負担を最大51%削減している。同サービスは、荷物一個口から利用することが可能だ。

国内は3辺合計150cmまで対応

今回、その「プラスシッピング」が日本郵便の「チルドゆうパック」にも対応した。これにより、Shopify ユーザーは、保冷が必要となる商品を配送することが可能になった。なお国内配送会社では最大級の容量の3辺合計で150cmまでの荷物が対象となる。

従来の「プラスシッピング」同様に、配送会社への集荷申込から配送情報の管理、送り状購入・印刷、配送料の事前決済まで、日本郵便での配送に関するサービスを包括的にアプリ上で行うことができる。

世界的なECプラットフォームとして日本国内でも際立った存在感を示すShopify。同プラットフォームの「プラスシッピング 」が「チルドゆうパック」に対応したことにより、食品ECをはじめとした幅広い事業者にとって利便性が向上することで、その価値をさらに高めることになりそうだ。

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