Shopee、独自物流ネットワークをマレーシアに拡大
ショッピージャパン株式会社(本社:東京都港区、以下「ショッピージャパン」または「同社」)は、Shopee独自の物流サービスである「Shopee Logistics Service」のネットワークをマレーシア市場に拡大したことを公表した。
Shopee Logistics Service(SLS)をローンチ
東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人であるショッピージャパンは、Shopee独自の物流サービスである「Shopee Logistics Service」のネットワークをマレーシア市場に拡大したことを公表した。Shopee Japanは、2023年4月10日(月)にマレーシア市場向けのShopee独自の物流サービスであるShopee Logistics Service(SLS)をローンチしている。
SLSは、今まで日本からシンガポール及びフィリピン市場に物流サービスを提供してきた。マレーシア市場への拡大により、SLSは日本越境セラーと東南アジアのより多くの消費者との架け橋になるべくサービスを展開するとしている。
日本越境セラーがSLSを活用した場合、ドアーツードアーの配達が実現されるだけでなく、送った商品が税関などの中継地点で止まってしまう等のトラブル回避もできる為、結果的に物流のリードタイムを数日短縮することができるとのことだ。同社は、日本から東南アジアの消費者まで、視認性が高く、効率的な輸送を実現すると述べている。
今後、東南アジアの様々な国へSLSの導入を予定
公表に際して同社では次のように述べている。
「マレーシアは、日本の美容・健康・ホビー商品の人気が高まっており、日本越境セラーにとってポテンシャルが高い市場の一つです。SLSのマレーシア市場への拡大によって、より多くの方がマレーシアを新規市場として検討されることを期待しています。今後、東南アジアの様々な国へSLSの導入を予定しており、Shopeeは越境ECを始めるにあたっての物流面におけるハードルを下げていきたいと考えています。Shopeeは、信頼性の高い物流ソリューションの提供によって日本越境セラーの市場開拓を支援しながら、世界中の顧客に最高のショッピング体験を提供できるよう、サービス向上のためのソリューションをさらに検討してまいります」
同社も述べているように、発展著しい東南アジア地域の中でも、マレーシアはとりわけ魅力的な市場ともなっている。今回、Shopee独自の物流サービスネットワークをマレーシア市場に拡大したことで、より円滑な越境ECが可能となり、その魅力的な市場への展開を後押しすることになりそうだ。