「minne byGMOペパボ」の累計流通額が1000億円突破、その背景とは?

ECのミカタ編集部

GMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤健太郎、以下「GMOペパボ」または「同社」)は、同社が運営する「minne byGMOペパボ」について累計流通額が1000億円を突破したことを公表した。

記念キャンペーンも実施

GMOインターネットグループのGMOペパボは、同社が運営する国内最大級のハンドメイドマーケット「minne byGMOペパボ」について、2023年6月15日(木)に累計流通額が1000億円を突破したことを公表した。なお「minne byGMOペパボ」では、累計流通額1000億円突破を記念して、2つのキャンペーンを実施している。

「minne byGMOペパボ」は、国内最大規模のハンドメイドマーケットとして、2012年1月にサービスの提供を開始。「ハンドメイド=手芸」というハンドメイドが持つ従来のイメージを、より広域なジャンル・カテゴリーにおいて作家・ブランドが活躍できるものづくり市場として進化・拡大させてきた。

その結果、作家・ブランド数や作品数が継続的に増加し、2023年5月末時点で87万件を超える作家・ブランドによる1635万点以上が販売される1000億円のハンドメイドマーケットへと成長を遂げている。

累計流通額1000億円突破の要因

累計流通額1000億円突破の要因

同社は、累計流通額1000億円突破の背景として次のようにまとめている。

◆ハンドメイド作品に加え、食品、アンティーク・ヴィンテージなど販売可能な作品が多様化

「minne byGMOペパボ」は、作家活動の支援を行うCtoCハンドメイドマーケットとしてサービスの提供を開始した。2019年7月には利用規約を改定し、「ものづくりへのこだわり」を前提にメーカーやセレクトショップなど法人からの出品が可能になった。また、食品、アンティーク・ヴィンテージ、デジタルコンテンツなど、取り扱い作品を拡充することで、幅広いジャンル・カテゴリーの作家・ブランドによる多彩な作品が集まり、より多くのユーザーと作品、作家・ブランドとの出会いを創出している。

▷直近の「minne byGMOペパボ」のトレンド

2022年以降、結婚式を開催する人が増加している中、「minne byGMOペパボ」では、「ウェディング」での検索が増加し、注文金額も125.6%(※1)と伸長しているという。また、「アウトドア」も同様に伸長傾向にあり、注文金額が125.2%(※1)と伸長しているとのことだ。これは、女性のソロキャンプを題材とした漫画やドラマが流行したことなどから、キャンプやアウトドアが身近なものになったことが影響していると分析している。

(※1)2021年と2022年の注文金額を比較

◆作品を「売りやすい」、作品に「出会いやすい」サービス提供

▷安心して取引できる環境整備

「minne byGMOペパボ」では、作家・ブランドと購入者がより安心して取引を行えるよう、直接の金銭取引が不要なエスクロー決済を採用している。また、匿名配送への対応や、個人事業者の「特定商取引法に基づく表記」において、所在地・連絡先の非公開を可能にするなど、作家・ブランド、購入者の個人情報を守るための取り組みを行ってきた。

▷作品と出会いやすくする機能提供等

購入者が1635万点以上の作品の中から好みの作品に出会えるよう、ユーザーのニーズや時流に合わせてカテゴリーを拡充してきた結果、サービス開始当初の2012年は14個だった大カテゴリーは20個に、74個だった小カテゴリーは309個となっている。また、ハッシュタグ機能、サービス画面のパーソナライズ化をはじめとする機能提供など、検索しやすい機能提供・改善にも継続的に取り組んでいる。さらに、特集やオウンドメディア「minneとものづくりと」での季節や時事などに合わせた作品を紹介するコンテンツ提供により、トレンド情報の発信を行っている。

▷AIを活用した作家活動支援

2023年3月には、作家・ブランドがSNSでの宣伝活動にかかる時間を削減するため、SNSの宣伝内容をAIが自動で生成する「minneAIアシスタント(β)」(ベータ版)機能を「minne byGMOペパボ」のブラウザ版にて提供開始した。

◆スクール創立によるリスキリング機会の提供や外部企業やエンターテイメントコンテンツとのコラボによりminne作家・ブランドに活躍の場を創出

「minne byGMOペパボ」では、作家・ブランドに向けた活動支援にも注力している。外部企業とのコラボレーションコンテストの開催やコラボ作品の販売、ネット販売におけるノウハウの発信やセミナー開催など、作家・ブランドの新しい挑戦や活躍の場を創出する取り組みを行ってきた。さらに2023年には、ものづくりにまつわるノウハウや技術をプロの講師から学ぶことができるビジネススクール『minneカレッジ byGMOペパボ』を創立し、作家・ブランドのリスキリング機会の提供に加え、ハンドメイド作家・ブランドの活動をオンラインレッスンなどのスキルシェア領域への拡大を促進している。

進化する作品とファンとの出会いの場

同プラットフォームは、越境EC対応にも傾注している。2019年に海外からの購入を可能にするべく、越境ECサービス「WorldShopping BIZチェックアウト」を導入した。以降、対象地域を増やし、現在対象国は227カ国となっている。また、2023年には購入代行サービス「Bibian 比比昴」上でminne作家・ブランドの作品の特集が掲載予定となるなど、海外でのマーケティング施策にも注力していくとのことだ。

さらに大規模オフラインイベント「minneのハンドメイドマーケット」も予定している。2023年9月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)に、「minneのハンドメイドマーケット 2023」が東京ビッグサイト東7ホールにて開催される予定で、3日間で約3000ブースの出展と4万人の来場を見込むとしている。

同社は「minne byGMOペパボ」の今後について、作家・ブランド、購入者が安心・安全にサービスを利用でき、多くの魅力的な作品と出会える場を提供するにとどまらず、新規領域へも挑戦していくことで「No.1ハンドメイドマーケット」としてものづくり市場を牽引するとしており、これからの快進撃にも各方面から視線が向けられそうだ。


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