楽天スーパーロジスティクスの新拠点、大阪府八尾市で稼働開始へ
楽天グループ株式会社(以下、楽天)と日本郵便株式会社(以下、日本郵便)の合弁会社であるJP楽天ロジスティクス株式会社(以下、JP楽天ロジスティクス)は、楽天市場出店店舗向けの総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターとして、大阪府八尾市で「Rakuten Fulfillment Center Yao」(楽天フルフィルメントセンター八尾)の稼働を開始した。
楽天ロジスティクスの物流センターは8拠点に
2023年9月8日、JP楽天ロジスティクスは楽天楽天市場出店店舗の商品の入荷から配送までを一括して受託する総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の新拠点稼働を発表した。これまで千葉県市川市、流山市、習志野市、神奈川県大和市、大阪府枚方市、兵庫県尼崎市および福岡県粕屋町の物流センターが稼働しており、今回の楽天フルフィルメントセンター八尾は8拠点目となる。新たな物流センターの開設でさらなる処理能力向上を図る狙いだ。
楽天フルフィルメントセンター八尾は、これまで培ってきた倉庫内オペレーションのノウハウを生かし、倉庫運営のさらなる効率化・省人化に取り組むという。
名称: Rakuten Fulfillment Center Yao
物件名: GLP八尾Ⅰ
所在地: 大阪府八尾市郡川一丁目557
賃借面積: 約16400坪(約5.4万平米)
建物階数: 地上4階建
楽天スーパーロジスティクスとは
楽天スーパーロジスティクスは、楽天市場出店店舗向けの物流アウトソーシングサービス。梱包から配送まで任せられるだけでなく、配送費は全国一律100サイズまで380円、土日祝出荷対応などメリットは大きい(※1)。またAmazonも同様のサービスを行っており、Amazonと比べ配送ラベルや要期限ラベルが不要であることや要期限と通常品の同梱納品が可能な点が違いとしてある(※2)。
「楽天スーパーロジスティクス」の拠点は順次拡大予定。右肩上がりで伸び続けるEC市場規模の需要に応え続けられるか、宅配便取扱数量の増加につながるのか。今後が気になるところだ。
※1出典元:楽天ロジスティクスサービス
※2関連記事:【完全解剖】楽天スーパーロジスティクスについて解説。メリットからAmazonとの比較まで。