「ギフトに関するアンケート調査」 半数以上が1年以内にギフトを贈呈しており、オンラインショップでの購入率は約50%と最多
マイボイスコム株式会社(以下:マイボイスコム)は、「ギフト」に関するインターネット調査を実施、調査結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。
半数以上が1年以内にギフトを送っている
「直近1年間にギフトを贈った回数」について、約65%の人がギフトを送っていると回答。
女性や高年代層で比率が高く、女性60~70代では各8割強。贈った回数は「2~3回」がボリュームゾーンである。
「どのようなタイミングでギフトを送るか」について、「誕生日」が52.3%、「お中元・お歳暮」が44.0%、「手土産・ご挨拶」「母の日」「ちょっとしたお礼・お返し」が各20%台、「クリスマス」が17.8%と続く。
中でも「お中元・お歳暮」は、男性や高年代層で高くなっており、仕事の一環としてギフトが活用されていることが伺える。
オンラインショップでの口コミも重視される
「ギフト選定時に重視する点」については、以下のような回答が並ぶ。
◆「相手の好みにあうか」65.2%
◆「贈り物の内容が状況にふさわしいか」「もらった人が喜ぶか」約50%
◆「価格が高すぎたり安すぎたりしないか」39.3%
中でも女性30~40代では「価格が高すぎたり安すぎたりしないか」、女性70代では「季節感」の比率が高くなる傾向が判明した。
また、ギフト選定時に参考にした情報については「店頭の商品」が38.4%、「贈る相手の希望」「オンラインショップの商品情報、口コミレビュー」「家族・友人・知人の意見」が約20%という結果に。オンラインショップでの口コミが、家族や友人の意見と同等の割合を占める点は注目すべきだろう。
半数以上がオンラインショップにてギフトを購入
直近1年間にギフトを贈った人の購入場所については「インターネットショップ、ネット通販」が50.3%、「デパートの店頭」が32.2%、「専門店・小売店」「ショッピングセンター・モール」が各20%台と続く。中でもインターネットショップを選定する理由について、以下の回答が得られた。
◆小さい子どもがいて好きに実店舗へ行くことが難しいため。(女性35歳)
◆実店舗よりネットショップのほうが選択肢が広く、よく使うサイトでのポイントもつくから。(女性45歳)
また、ギフトの届けた方については「手渡し」と「郵送」がほぼ同じ結果なったが、コロナ禍の落ち着きによって昨年よりも「手渡し」の比率が上昇している。
対面でのコミュニケーションが重視されるか
本調査は今年で7回目の実施となる。昨年度と比較したデータは、コロナ禍によるギフト市場への影響を考察できる貴重な数値となるだろう。
ギフトの購入場所については「オンラインショップ」が半数以上を占める結果となり、商品ラインナップの充実度やポイントといった点が評価されている。
一方、ギフトの渡し方については「手渡し」も多く、直接合ったコミュニケーションが重視されている傾向が伺えるだろう。これから年末年始にかけてギフト贈呈の機会が増加する。今後の施策検討時、本調査内容を参考にしてみてはいかがだろうか。
調査概要
◆調査方法:インターネット調査
◆調査対象:MyVoiceのアンケートモニター
◆調査時期:2023年11月1日~11月5日
◆回答者数:9700名