売れるネット広告社、オルリンクス製薬を子会社化へ D2C事業の多角化とノウハウ拡充を目指す

ECのミカタ編集部

株式会社オルリンクス製薬の株式取得(子会社化)に向けた基本合意書締結のお知らせ

株式会社売れるネット広告社(以下:売れるネット広告社)は、2023年12月19日開催の取締役会において、株式会社オルリンクス製薬(以下:オルリンクス製薬)の株式を取得し、子会社化することについて基本合意書を締結することを決議した。

株式譲渡実行は2024年2月を予定

本件の実施により売れるネット広告社は、発行済株式総数の100%をオルリンクス製薬の既存株主から取得する。一方、本件株式の取得価額については現状では未定。また、取得価額については独立した第三者機関の算定した評価額を基に、株式取得の相手方と協議のうえ決定される。

◆日程
▷基本合意書締結日:2023年12月19日
▷株式譲渡契約書締結日:2024年2月(予定)
▷株式譲渡実行日:2024年2月(予定)

◆オルリンクス製薬概要(2023年12月19日現在)
▷名称:株式会社オルリンクス製薬
▷所在地:愛知県名古屋市中区丸の内3-18-22フェイマス丸の内ビル6F
▷代表者の役職・氏名:北川雅人
▷事業内容:D2C事業
▷資本金:20百万円
▷設立年月日:2018年7月10日

D2C事業の多角化とノウハウ拡充を目的とする

今回の株式取得の目的について、売れるネット広告社は以下のようにコメントしている。

「当社は、創業以来健康食品・化粧品業界を中心としたD2C事業者向けにクラウドサービス及びマーケティング支援サービスを提供し、D2C事業者が当社サービスを活用し、インターネット広告の費用対効果を改善し業績を拡大することを目的として事業を展開しておりますが、今後の当社成長のためには『事業の多角化』及び『ノウハウの拡充』が重要と考えており、今回の株式取得の目的は『D2C事業領域参入による事業の多角化』及び『D2C領域におけるノウハウの拡充』を実現することでございます」。

既存事業の利便性向上にも努める

オルリンクス製薬は「人々の生活環境を豊かにするお手伝いを担う」を企業理念とし、化粧品・サニタリー用品・健康食品、機能性表示食品等のD2C事業を行っている事業会社だ。売れるネット広告社は、オルリンクス製薬が培ってきたD2C事業におけるマーケティング知見を蓄積し、既存事業のサービスの利便性向上にも努めるとしている。

また売れるネット広告社は、本件が今期業績に与える影響については軽微であり、中長期的な業績向上に影響を与えると想定している。両社が培ってきたノウハウの相乗効果によって、さらなる新事業の展開が期待されるだろう。今後の動向に注目だ。


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