顧客連携、在庫連携のノウハウを蓄積し、顧客の囲い込みを実現する「オムニチャネルシステム」の受注好調!

ECのミカタ編集部

今年度上期で7社から受注、2社が稼働開始

株式会社アイティフォー(以下アイティフォー)からリアル店舗とECサイトの両方を運営する小売業者からクラウドでの『オムニチャネルシステム』受注が相次ぎ、好調だと2014年12月10日に発表があった。

小売業の「オムニチャネル化」はリアル店舗とECサイト個々で管理している顧客情報や在庫情報などのデータを正確に連携することが重要だが、実現は難しいという。

オムニチャネル化の課題

オムニチャネル化が難しい理由として、ほとんどの小売業者が使用しているシステムではリアル店舗、ECサイトの両方がアドオン型で開発されていることに由来している。必要な機能が発生する度に、連携を考えず追加していくためデータ連携が困難になるという。

各システムが別ベンダーで開発されているとデータ連係はさらに困難になるそうだ。小売業が「オムニチャネル化」を実現するにはこれらの課題をクリアする必要があるが、アイティフォーのオムニチャネルシステムならば実現が可能だ。

顧客の囲い込みを実現するための仕組み

アイティフォーではオムニチャネル化により以下の4つの機能から顧客の囲い込みを実現するという。

(1)自社ECサイトでの店頭在庫公開や品切れ商品の店頭入荷通知(リアル店舗への送客)
(2)ECサイトでの注文品をリアル店舗で受け取り(リアル店舗への送客)
(3)リアル店舗で見た商品を後からECサイトで購入(ECサイトへの送客)
(4)携帯の画面でポイントカードをバーコード表示することでポイントカードの常時保有と利用率を促進(リアル店舗とECサイトの相互利用)
(引用はプレスリリースより)


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