不正注文検知サービス「O-PLUX」が越境ECでの不正対策機能を強化 英語記載の住所の表記ゆれ補正機能をリリース

ECのミカタ編集部

不正注文検知サービス「O-PLUX」 海外向けネット通販(越境EC)に対応する不正対策機能強化

かっこ株式会社(以下:Cacco)が提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」にて、越境ECにおける不正対策強化のため、英語表記における住所情報の表記ゆれの補正機能をリリースした。

海外からの注文に対しても安心した取引が可能に

今回のアップデートによって「O-PLUX」及び「不正チェッカー」を利用する事業者は、海外からの注文に対しても安心した取引が可能になる。

機能イメージは以下の通り。海外住所の表記揺れも判定し、不正注文を事前に検知する。

伸長する越境ECでの不正注文を防ぐ

経済産業省の報告によると、越境ECの世界市場規模は2021年には7850億ドル(約122兆円)(※1)と推計されており、2030年までには7兆9380億ドルに達すると予測されている。

日本においては2022年頃の円安が追い風になり、新規の海外ユーザーのすそ野が広がったことによる伸長が期待されている。

こうした状況から越境ECの売上増が見込める一方、不正注文に伴う被害の増加も想定できるだろう。Caccoがリリースした「英語表記における住所情報の表記ゆれの補正機能」は、越境ECでの市場拡大を目指す事業者にとってなくてはならない機能になるかもしれない。

顧客からの信頼、安心安全な取引を実現させるための取り組みが重要となる。本機能の活躍、今後の動向に注目したい。

※1:1ドル155.69円にて換算(2024年5月10日時点)


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