パルコ店舗での衣類回収がスタート 資源循環型ビジネスを展開するECOMMITがパルコと連携

ECのミカタ編集部

資源循環型ビジネスを展開するECOMMITがパルコと連携し、資源循環サービス 「PASSTO(パスト)」による衣類回収を計5店舗でスタート(2024/6/15~)

株式会社ECOMMIT(以下:ECOMMIT)と株式会社パルコ(以下:パルコ)は、ECOMMITが提供する資源循環サービス「PASSTO(パスト)」による衣類回収をパルコ5店舗に導入することを公表した。

国内外でリユース品として再流通

パルコ店舗に「PASSTO」を設置し、不要品(衣類・ファッション雑貨)を回収。回収した不要品は、ECOMMITにより国内外でリユース品として再流通させるほか、リユースが難しいものに関してはリサイクルパートナーを通じて再資源化を行う。

◆対象店舗
▷渋谷PARCO 4F立体街路側入り口右側
▷池袋PARCO 8Fエレベーター前
▷吉祥寺PARCO 6F東側エスカレーター横
▷ひばりが丘PARCO 1F通路
▷調布PARCO 6Fエスカレーター横

◆対象品目
▷衣類(トップス/ボトムス/ジャケット/コート等)
▷雑貨・ホビー用品(バッグ/キャップ・ベルト/ミニカー・鉄道玩具/ぬいぐるみ・フィギュア等)

※画像元:資源循環サービス「PASSTO(パスト)」による衣類回収を計5店舗でスタート(株式会社ECOMMIT)

持続可能な社会の実現を目指す

ECOMMITとパルコは、廃棄物の削減に取り組むと共に再利用の仕組みを構築し、持続可能な社会の実現を目指して環境課題の解決に努めている。

両社は、ECOMMITが提供するリユース・リサイクルの選別の仕組みや、国内外約100にも上る再流通先の規模、回収・選別・循環における全ての工程をデータ化できるトレーサビリティシステム等が、循環型社会の実現に向けて重要であるとして「PASSTO」の導入を決定した。

今後は、PARCO他店舗への「PASSTO」導入に向けて協働し「捨てない社会」を目指す。

買い物ついでに「不用品」を持ち込める仕組みは、これまで捨てられていた衣服をリユース市場に流すことに繋がるはずだ。利用状況、店舗拡大など含め今後の動向に注目したい。


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