「GENIEE SEARCH」において「AIハッシュタグ機能」をリリース AIが商品にぴったりのハッシュタグを自動生成
株式会社ジーニーは2024年8月20日、「GENIEE SEARCH」において、AIが商品にぴったりのハッシュタグを自動生成する「AIハッシュタグ機能」をリリースした。
ハッシュタグ生成の手間を大幅に削減
これまでのハッシュタグ自動生成は、人間が入力した文字データからの生成が一般的だったため、情報を入力する人のセンスや情報量に精度が依存してきた。「AIハッシュタグ機能」ではAIが商品の文字データだけではなく、商品画像も読み取り、適切なハッシュタグを生成するため、誰でも簡単に高精度のハッシュタグを生成可能となる。
商品画像から商品の色や形状、利用シーンなどを認識したうえでハッシュタグを自動生成することで、ハッシュタグ生成にかかる工数削減と、精度の大幅な向上を実現した。
◆導入イメージ
※画像元:「GENIEE SEARCH」において「AIハッシュタグ機能」をリリース(株式会社ジーニー)
利便性とエンゲージメントの向上が期待
「AIハッシュタグ機能」は、商品データとユーザーのサイト内行動データを基に、商品に関連性が高く検索頻度の高いキーワードのハッシュタグを自動生成し、ユーザーと求める商品とのマッチングを促進させる。
また、ハッシュタグを通じて新しい気づきを提供することで、ユーザーの回遊を促し、利便性の向上と、ECサイト全体のエンゲージメントの向上が期待できるだろう。
◆ECサイト運営者の導入メリット
▷SNSを使い慣れているユーザー層にカジュアルなユーザー体験を提供し、ストレスなく購買に誘導できる。
▷来訪ユーザーの目につきづらい情報・商品を運営側の意図で分かりやすく表示・アピールできる。
▷サイト全体にハッシュタグを設置し、ユーザーの回遊を促進できる。
◆来訪ユーザーへ与えるメリット
▷SNSなどで使い慣れたハッシュタグ検索と同様の手軽でわかりやすいUIで、探している情報や商品に関連する情報を見つけられる。
▷ハッシュタグを通し、トレンドやまだ知られていない商品などの新たな気づきを得られる。
膨大な商品の中から個々のユーザーが自身にあった商品をピンポイントに見つけられるECサイトの利便性は、購買活動に大きく影響する。「AIハッシュタグ機能」はユーザーのスムーズな購買をサポートし、ECサイトの顧客体験、売上向上に貢献する存在として多くの事業者に重宝されそうだ。