ジーニーがバリューコマースとリテールメディア領域で提携

ECのミカタ編集部

株式会社ジーニー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:工藤智昭、以下「ジーニー」または「同社」)が開発・運営する「GENIEE RMP」は、バリューコマース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:香川仁、以下「バリューコマース」)と提携を開始した。

ジーニー × バリューコマース

ジーニー社が開発・運営するリテールメディア向け収益最大化プラットフォーム「GENIEE RMP」は、バリューコマース社と新たに提携を開始した。ジーニーは、「誰もがマーケティングで成功できる世界を創る」、「日本発の世界的なテクノロジー企業となり、日本とアジアに貢献する」という2つのPurpose(企業の存在意義)のもと、企業の収益拡大・生産性向上など様々な課題解決につながるソリューションを開発・提供するマーケティングテクノロジーカンパニーだ。

同社の「GENIEE RMP」は、リテールメディアにおける広告出稿・配信機能を備え、小売・EC事業者の持つメディアへ組み込むことが可能だ。メディアが持つ自社データやユーザー行動データなどを活用し、小売・EC事業者の収益最大化・メーカーの広告効果の最大化を支援している。

またバリューコマース社は、アフィリエイト(成果報酬型広告)によるECサイトへの「集客」と、モール内クリック課金型広告やECサイト運営ツールによる「販売促進」の2つの強固な軸で、「集客」から「顧客維持」までのトータルソリューションを提供し、コマース事業者の収益最大化を支援するパフォーマンスマーケティングカンパニーとして展開している。

リテールメディア構築における提供領域を拡大

海外では既に幅広く浸透しているリテールメディアだが、国内でも広がりが見られ、3年後には805億円規模の市場に拡大すると予測されている。現在、消費者との新たな接点として、自社メディアで持つ1st Party Dataの活用の検討を始めとした様々な手法が展開され注目を浴びている。

今回、ジーニー社と国内でトップクラスの実績を持つバリューコマース社との提携により、リテールメディアにおける広告出稿・配信機能を備える「GENIEE RMP」を活用し、両社でリテールメディア構築における提供領域を拡大し、顧客の獲得・新規商品開発を強化することとなった。

これまでGENIEE RMPでは、小売・EC事業者の収益最大化・メーカーの広告効果の最大化に向けた機能開発を行ってきた。リテールメディアを検討/参入する小売・EC事業者が増える中で、バリューコマース社と連携し購買・行動データを活用した広告配信やマーケティング支援が可能なサービスの提供を行い、小売・EC事業者へのビジネス支援がさらに加速することになりそうだ。


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