第8回楽天市場サービス向上委員会を開催 エンターテインメント分科会が初報告

ECのミカタ編集部

「第八回 楽天市場サービス向上委員会」を開催

楽天グループ株式会社(以下:楽天)は、「楽天市場」の運営について出店店舗と意見交換を行う、「第八回 楽天市場サービス向上委員会」を2024年7月24日に開催した。

エンターテインメント分科会が初の発表

「第八回 楽天市場サービス向上委員会」では、「エンターテインメント分科会(※1)」「顧客コミュニケーション分科会」からそれぞれ活動報告が行われた。それぞれの報告概要は以下の通り。

◆エンターテインメント分科会
短期的なアウトプットとしては、商品や店舗の魅力を知ってもらうことでユーザーへ新たな需要を喚起することを目的とし、出店店舗が情報発信できる場として7月末にリリースした「ショップコンテンツページ」について報告。中長期的なアウトプットを検討するために、友の会の分科会にてメンバーとエンターテインメントに関する意見交換を行い、その結果を報告した。

◆顧客コミュニケーション分科会
「R-Messe」、「不正ユーザー対策」、「レビュー・不正レビュー」の3つのテーマについて、友の会から提出された提言に対し、楽天側より顧客コミュニケーションの質の向上に向けた取り組みの進捗を報告した。

※1:「第七回 楽天市場サービス向上委員会」の議論を踏まえて新設
関連記事:楽天市場サービス向上委員会の第7回が開催 「不正ユーザー対策」や「エンターテイメント性向上」が議題に

下期からは物流分科会が改めて始動予定

本委員会では分科会の枠をこえて、友の会が掲げている「共創イノベーション」のビジョンに基づき、未来の「楽天市場」を共に創っていくために友の会と楽天が双方に期待することについて、参加者による活発な議論が交わされた。

第七回において活発な議論が行われた「不正ユーザー対策」についても、顧客コミュニケーション分科会において、ユーザーによる不正を迅速に検知するための検知精度向上などの取り組みについて報告。「レビュー・不正レビュー」では、AIを活用した不適切レビューのモニタリング強化などの取り組みに関する報告が行われた。

下期では「配送品質向上制度」のスタートに伴い、物流分科会も改めて始動予定である。EC事業者にとっては運営に関わる内容も含まれることから、今後も本委員会の動向を追っていきたい。


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