データX、新たに顧客エンゲージメントを強化する機能「b→dash AI」を開発

ECのミカタ編集部

b→dash、AIがお客様一人一人にあった最適なコミュニケーションを提供し、 顧客エンゲージメントを最大化する機能「b→dash AI」を提供開始

株式会社データX(以下:データX)は2024年10月4日、データマーケティングクラウドシステム「b→dash」にて、新たに顧客エンゲージメントを強化する機能「b→dash AI」を開発したことを公表した。

少ない工数で成果の最大化を目指す

「b→dash」は、企業が保有するユーザーデータ・web上での行動データ・購買データなど、マーケティングプロセス上に存在する全てのビジネスデータを、一元的に取得・統合・活用・分析するマーケティングプラットフォームである。

新たに開発された「b→dash AI」は最適な配信タイミング、チャネルの選定およびコンテンツ差し替えを自動で行うことで、マーケティング担当者が施策を運用するにあったて発生していた作業を代替し、少ない工数で成果の最大化を目指すことが可能となる。

消費者の購買行動や情報収集の方法が多様化する状況において、本機能を活用することで、個々の顧客に最も適したタイミング、チャネル、コンテンツを通したアプローチが実現できるはずだ。

AIを利用したさらなる機能強化を予定

今回「b→dash」へ追加される機能は、以下の通り。なお、一部機能は現在、開発中のため順次リリース予定となる。

◆AIレコメンド
b→dashに取り込んだデータをAIが学習し、顧客が閲覧している商品に応じてリアルタイムにレコメンドを行うことで、より購入を促進する。

◆シナリオの自動最適化
b→dashにて提供しているシナリオ機能(※1)をAIの活用を通じてさらに強化。顧客の行動データを基に、最も効果的な配信タイミングや最適なチャネルを自動で算出し、配信を実施する。

※1:メール、LINE、SMSなど複数のチャネルを組み合わせたクロスチャネル配信を可能にする機能

精度の高い顧客アプローチを実現

近年、AI技術がマーケティングツールに活用されるようになったことで、これまでよりも扱えるデータの幅と活用手法が飛躍的に広がっている。

「b→dash」に蓄積された多様なデータと最新のAI技術を掛け合わせることで、さらに精度の高い顧客アプローチを実現。顧客ビジネス成果の最大化を目指すことができると考え、今回の新規機能開発に至ったとデータXはコメントしている。

「b→dash」はこれまで1000社以上の顧客に導入されており、幅広い業界での導入ノウハウも持ち合わせている。AIを活用したマーケティングの普及に「b→dash AI」が大きく貢献することが期待される。新たな新機能のリリースを含め、今後の動向に注目したい。


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