(株)ディーエムエスが新たな物流センター開設へ
スムーズな物流で業務を効率化
株式会社ディーエムエスは、新物流センターを開設することを発表した。
荷主企業の通販事業に必要な受注から出荷までを一括して請け負う「通販物流サービス」と、サンプリング、キャンペーン、販促品・用度品などの「販促物流サービス」を提供し、物流事業のさらなる拡大を目指すため、平成27年4月に埼玉県比企郡川島町への開設を予定とし、計画を進めている。同物流センターの面積は当初で2,591.67坪とし、開設予定年9月には4,667.58坪に増床する見通し。
大規模な物流倉庫や物流支援事業者が存在する中で、サービスの独自性を発揮するため、最新マテハン機器を導入したオートメーション化、既存事業のノウハウを活かしたカスタマーサービスの提供など、単なる物流センターではないフルフィルメントセンターを構築し、アウトソーシングメリットによる荷主企業の業務効率化の継続的改善を図っていきたいとしている。また、物流領域内のサービスに終始せず、広告・販売促進などダイレクトマーケティング領域と合わせてサービスを提供することで、荷主企業の売上拡大、出荷数の拡大に貢献していきたいと同社。
物流と販促の好循環~売上を伸ばす物流へ~
同社は、ダイレクトマーケティング支援と合わせて荷主企業の売上拡大にも貢献。従来より培ってきたCRMや販売促進の分野で、集客や購買後の顧客価値最大化を支援する。物流の効率化と売り上げ拡大が両輪となって荷主企業と同社のWin-Winを実現するとしている。
新物流センター開設の狙いは、新たに建設用地を取得し、平成27年12月の新物流センター稼働開始を予定していることをこれまでに発表しているが、この度、通販市場の拡大や企業の物流戦略の見直しといった好機をいち早く捉えて事業拡大に活かすことを優先するべきとの考えに至り、当初の計画を改めて、賃貸借物件を利用することで新物流センターの開設を早めることとしたとしている。