インゲージ、顧客対応クラウド「Re:lation」の新サービス「Re:Chat」をリリース
株式会社インゲージ(以下:インゲージ)が開発・提供する顧客対応クラウド「Re:lation(リレーション)」は2024年10月29日、新たなサービスとしてWebチャット「Re:Chat(リチャット)」をリリースした。
チャット機能を通して顧客対応を効率化
「Re:Chat」は、チャットとして必要なデザインのカスタマイズやシナリオボット、営業時間設定などの機能を搭載。「Re:lation」で開発してきた顧客対応の効率化に繋がる多くの機能をチャットにも組み込むことで、従来のWebチャットを超えた高い機能性を実現している。
本サービスの利用によって実現できることは、主に以下の2点があげられる。
◆自動ボット対応によるコスト削減
よくある問い合わせに対してチャットボットが迅速に対応することで、顧客の自己解決を支援し、問い合わせ数の削減を実現する。また、返品や交換対応の際に必要な注文番号や商品情報をチャットボットが事前に収集することで、オペレーターの負担を軽減し、効率的な顧客対応を可能にする。
◆オンライン接客で販売機会を最大化
対面接客のように気軽に相談できる環境を提供。リアルタイムで対応可能なWeb接客窓口として、メールや電話離れの若者世代にも対応しサイト離脱を防ぐ。
初期コストを抑えたスモールスタートが可能
インゲージの提供するWebチャット「Re:Chat」は、従来の高機能Webチャットと同等の性能を誇りながらも、初期費用・月額費用ともに無料から利用できる。初期コストを抑え、スモールスタートが可能なため、EC事業者のビジネス規模に合わせた導入が可能だ。
※画像元:EC事業者の顧客対応を変革するWebチャット「Re:Chat」をリリース(株式会社インゲージ)
また、現在はリリース記念として、2024年12月までの期間チャットのみ(※1)であれば初期費用、月額費用無料で利用可能となっている。2025年1月以降は、利用した分だけのお得なワンプランが適用される。
料金プランは既存市場の成功例や失敗例を綿密に分析することで、最もコスト効率の良いモデルを構築。料金体系を「チャットのメッセージ通数」に絞り、メッセージ通数単価も4段階のみのシンプルな仕組みを採用した。
※1:チャットのメッセージ通数が月あたり1万通以下の場合
AIによる自動化と販売促進機能の強化を進める
急速に成長を続けるEC市場において、カスタマーサポートの自動化と効率化を図るWebチャットの需要は年々高まっている。既存の市場には高機能を提供している一方、コスト負担が大きいサービスが多いことから、中小規模のEC事業者が導入を躊躇するケースが多いことが課題となっていたとインゲージは指摘する。
こうしたEC事業者が抱える課題を解決するため、インゲージは豊富な機能を備えたチャットソリューションを通してビジネス成長をサポート。さらに、市場ニーズに応えるべく柔軟性と価格競争力を活かし、安心して導入できるWebチャットを提供するに至った。
開発ディレクターの舘林氏は「今後はAIによる自動化と販売促進機能の強化を進め、より効果的なソリューションを提供してまいります」とコメント。多くの事業者の運営を支え、さらなる発展に繋げるサービスとして今後の動向に期待が寄せられるだろう。