「Fan Fan Fan」正式提供開始 顧客とのつながりとデータ活用でブランド成長加速を支援

ECのミカタ編集部

ブランドとファンの繋がりを彩る新マルチチャネルフォーム「Fan Fan Fan」正式提供開始

クリエイティブサーベイ株式会社(以下:クリエイティブサーベイ)は2025年1月8日より、マルチチャネルフォーム「Fan Fan Fan」の正式提供を開始した。

ファンによる自発的なデータ提供を促進

「Fan Fan Fan(以下:同サービス)」は、“ブランドとファンの繋がりを彩る”をコンセプトに、インタラクティブなフォーム機能など最新技術を活用してファンの自発的なデータ提供を促進するマルチチャネルフォーム。

クリエイティブサーベイによれば、同サービスは単なる情報収集のためのフォームやキャンペーンのランディングページ、アンケートの作成にとどまらず、豊富な質問タイプと分岐条件でファンが自分の意見や嗜好をシェアしたくなるような人気投票や診断コンテンツ、スタンプラリーなどのファンが楽しめる参加型コンテンツなどが作成できるという。

また、CDPやMA、会員基盤、メーラー、コミュニケーションツールといったサービスとシームレスに連携できるため、収集した顧客データを効率的に活用する体制を構築できる。収集データはデータバケット連携を活用し、フォームの回答結果として分析基盤への連携も可能だ。

これまで収集できていなかった顧客の声を拾う

同サービスはすでに複数企業への先行導入が行われており、各社以下のようなコメントを発表している(各コメントは抜粋)。

◆株式会社サンリオ
「Fan Fan Fanを使用することで、フォームのデザインにもサンリオらしさを出すことができるようになった。また、Fan Fan Fanの『表示ロジック機能』『スコアロジック機能』を用いて、会員限定の診断コンテンツやクイズコンテンツとしても活用している」

◆株式会社千葉ロッテマリーンズ
「今までよりも、多くのお客様の声とアプリ連携などを通じ、これまで収集できていなかった層のお客様の声も収集できるようになった。より詳細な分析を素早く社内へフィードバックでき、施策・企画に活かしている」

◆株式会社アダストリア
「データバケット連携を活用することで、弊社全体で使用しているダッシュボードへの反映も容易になり、社内でも多くの方にアンケートの回答結果を見ていただけるようになると感じている。今後もお客様の声からスピーディーにサービス改善を実施することで、Fan Fan Fanの名前のように、多くのアンドエスティのファンを作っていきたい」。

ブランドとファンがより深く、継続的に繋がる

デジタル化の進展によってブランドとファンが接触できるチャネルは広がっている一方、データが分断されているため、一貫性のあるブランド体験を提供することが難しくなっていると、クリエイティブサーベイは指摘する。ファンの自発的なデータ提供(ゼロパーティデータ)を促進するためには、これまでの関係性に基づく一貫性のある体験を提供することが求められているという。

こうした状況を踏まえ、ブランドとファンがより深く、継続的につながる体験を実現するために「Fan Fan Fan」の提供を開始するに至った。

今後について同社は、変化するマーケットや顧客ニーズに柔軟に対応し、より多様なコミュニケーションチャネルやコンテンツ形式をサポートすることで、企業がファンとのエンゲージメントを最大化できるプラットフォームを目指すとしている。先行導入企業の反応からも、EC事業においても欠かせない「ブランドとファンの関係性を深める」可能性を感じさせる新サービスと言えそうだ。


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