W2、「maker town」とのAPI連携を開始 オリジナルグッズ作成が簡単に
W2株式会社(以下:W2)は2025年1月23日、株式会社イメージ・マジック(以下:イメージ・マジック)が提供するデザインシミュレーター「maker town」と連携したことを公表した。
新しい購買体験を提供
デザインシミュレーター「maker town」は、イメージ・マジックのインフラを活用することで、アパレルやグッズの在庫を持たずにカスタマイズビジネスを展開できる仕組みを提供している。
約1900種類の豊富なアイテムから選択できるだけでなく、受注概要を取りまとめて外部業者に別途発注する手間を省き、名入れやカスタマイズ商品の作成から出荷までをリスクなくスムーズに行うことが可能だ。
本連携によって、W2のECプラットフォーム(※1)を利用するEC事業者は「maker town」の活用が可能となった。
これにより、ECサイト上で簡単にオリジナルグッズのデザイン作成やデータ入稿が可能になるなど、ユーザーに新しい購買体験を提供できるようになる。
※1:・OMO/オムニチャネル対応型総合ECプラットフォーム「W2 Unified」、D2Cリピート通販向けECプラットフォーム「W2 Repeat」
※画像元:デザインシミュレーター「maker town」とのAPI連携を開始(W2株式会社)
リーズナブルな価格で名入れやデザインを導入
これまでも、ユーザーが自社商品に名入れやデザインをできるようにすることで、競合他社と差別化を図る企業は存在したが、デザイン情報を手動で別システムに取り込む作業や名入れの文字の入力チェック作業などが発生し、人的ミスや業務負荷といった課題が生まれていた。
本連携では、受注情報がW2のECシステムとmaker town、双方に共有されることで注文内容の取りまとめやデザイン確認、入稿用データの作成など、様々な受注処理を自動化できるようになる。これによって、業務効率の向上と、運用工数や人的ミスの軽減が期待される。
さらに、従来のデザインシミュレーターの導入には1000万円以上の初期投資が必要だったが、本連携によって、リーズナブルな価格での利用も可能となった。
W2は「消費者の購買行動の変化に対応しつつ、導入企業様と共にeビジネスを拡大するパートナーとして選ばれ続けるよう、ECプラットフォームに対し柔軟な機能開発やシステム連携に力を注いで参ります」とコメントする。顧客ニーズに応えるサービスとして、多くの事業者の成長をサポートするはずだ。