「AIタッガー」と「通販する蔵」が連携開始 シームレスな登録プロセスが可能に

ECのミカタ編集部

「AIタッガー」がEC複数店舗一元管理システム「通販する蔵」との連携を開始

LISUTO株式会社(以下:LISUTO)は2025年1月28日、自社提供するEC事業者向けのSEO支援ツール「AIタッガー」が、株式会社ソフテル(以下:ソフテル)の提供する「通販する蔵」とデータ連携を開始したことを公表した。

CSVファイルなどのフォーマットをそのまま取り込み

LISUTOが提供する「AIタッガー」は、累計で3000店舗の導入実績がある、楽天市場とYahoo!ショッピングにおいて総合的なSEO対策ができるツールである。

一方、ソフテルが提供する「通販する蔵」は、ネット環境があれば、どこからでも利用できるクラウド型ネットショップ向け販売・在庫管理ソフトである。

これまで、AIタッガーで出力されるECモール仕様のフォーマット(例:CSVファイル)を通販する蔵に登録する際には、専用フォーマットへの加工が求められていた。

今回の機能拡張によって、フォーマットの再加工を必要としないデータの取り込みが実現。さらに、通販する蔵に取り込まれたデータはECモールにも自動連携されるため、記入ミスや漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、作業時間の大幅削減にも貢献する。
※本機能は「通販する蔵 商品連動オプション」を導入する場合に利用可能。

※画像元:AIタッガーを利用した楽天の商品属性登録を簡単に!(株式会社ソフテル)

検索順位への影響の大きい商品属性登録を効率化

ECモールでは、適切な商品属性登録がSEO対策や検索順位の向上において重要な役割を果たす。

楽天市場では、2023年4月からSKUプロジェクトへの順次移行が進んでおり、移行後は180日以内に、必須商品属性(ブランド名やカラー)の登録が求められる。商品属性の登録は、SEO対策に直結するだけでなく、検索順位に大きな影響を与える重要な要素である。

今回の「AIタッガー」と「通販する蔵」の連携によって、複雑で時間がかかる商品属性の登録を効率化し、データの一元管理が可能になった。これによって、「商品属性登録業務の時間短縮」や「登録精度の向上」といったスマートなデータ連携を実現させることに成功した。

より効率的なEC運営を可能にする連携として、その利用動向と導入効果に注目したい。


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