unisize、3Dシルエット表示機能を搭載 前後左右4方向からの確認が可能に
株式会社メイキップ(以下:メイキップ)は2025年2月6日、アパレルECサイト向けサイズレコメンドエンジン「unisize(ユニサイズ)」に新機能「3Dシルエット表示機能」を搭載することを発表した。
前後左右の4方向からのシルエット確認が可能に
「unisize」はネットで洋服やバッグなどを買うときに、より身体に合ったサイズを推奨するサイズレコメンドエンジンである。
国内外の洋服ブランドを対象とした大量の洋服・グッズのサイズデータを有し、入力されたユーザーの身体情報、特徴をもとに最適なサイズを推定する独自のアルゴリズムでレコメンドを行っている。
※画像元:「unisize」に3Dシルエット表示機能が標準搭載(株式会社メイキップ)
今回発表された「3Dシルエット表示機能(以下:本機能)」は、unisize(ユニサイズ)の標準機能として提供され、着用感や落ち感を反映した前後左右の4方向からのシルエット確認ができるようになるものである。
重力を反映したシルエットで確認
本機能では、洋服の寸法情報とユーザーの体型情報をもとに3D着用イメージを生成。重力を反映したシルエットを通して、洋服のゆとりを確認することが可能だ。
※画像元:「unisize」に3Dシルエット表示機能が標準搭載(株式会社メイキップ)
3Dモデルを回転させ、4方向からシルエットを確認できる機能にも対応。横から見た際の胸元からの布の落ち方、ヒップがどの程度隠れる長さなのかなど、着用時に気になるポイントも確認できる。
※画像元:「unisize」に3Dシルエット表示機能が標準搭載(株式会社メイキップ)
また、2Dでは裸足でのシルエット表示だったが、3Dでは靴を履いた状態でのシルエットを確認できるようになった。
3Dモデルの靴をスニーカーからヒールに変更することも可能。ヒールを履いたときのボトムスの裾の落ち方など、利用シーンに合わせた着用シルエットを確認できる(※1)。
※1:本機能は一部シルエットのみ対応
※画像元:「unisize」に3Dシルエット表示機能が標準搭載(株式会社メイキップ)
パーソナライゼーションは今後のECに欠かせない要素
TikTokやYouTubeなどのSNSでは、すでにコンテンツが個々のユーザーにパーソナライズ化され、「自分に合ったコンテンツを楽しむ」という体験が”あたりまえ”になっているとメイキップは指摘。インターネットの利用率が9割近くに達している現在、この流れはさらに加速し、一部のZ世代やデジタルネイティブ世代に限らず、老若男女あらゆる世代のユーザーにとっても”あたりまえ”になっていくだろうと続けた。
こうした変化の中、同社は日常にとけ込み始めているアパレルECサイトにおいても、パーソナライゼーションは欠かせない要素になると考えている。
メイキップでは、今後も「全ての人に最高のEC体験を提供することを目指し、独自の視点と蓄積された膨大かつ高精度なデータを最大限に駆使しながら、ECサイトのパーソナライゼーションをさらに進化させるサービスを展開していく」としている。