メイキップが「aunn 在庫・類似アイテム」をリリース サイズ欠品の喪失感を解消
株式会社メイキップ(以下、メイキップ)が提供するパーソナライズサービス「aunn Personalization」は2025年2月27日、新機能となる「aunn 在庫・類似アイテム」の提供を開始した。
体型に合うサイズの在庫があるアイテムを表示
「aunn Personalization」は、ユーザーの体型や好みを解析し、ECサイトのコンテンツをパーソナライズするサービスである。
今回提供される「aunn 在庫・類似アイテム(以下、本機能)」は、ユーザーが閲覧したアイテムにおいて、サイズ欠品(※1)が発生した場合、メイキップ独自開発のAIによる画像類似判定技術と、サイズレコメンドエンジン「unisize」で取得した体型情報を活用し、ECツールが管理する在庫データと連携を実施。ユーザーに対して「類似アイテム」かつ「ユーザーの体型に合うサイズの在庫があるアイテム」を表示することが可能となる。
これによってユーザーは、自分に合うサイズが欠品していても、代わりのアイテムをスムーズに見つけられるようになり、ECサイトの利便性が向上するとしている。
※1:サイズ欠品:閲覧アイテムの各サイズにおいて、在庫がないサイズが一つ以上発生している状態。
※画像元:パーソナライズサービス「aunn Personalization」に新機能「aunn 在庫・類似アイテム」が登場(株式会社メイキップ)
サイズ欠品による喪失感を解消
従来ECサイトにおいて、ユーザーが閲覧したアイテムのサイズが欠品していた場合、ユーザーは大量のアイテムの中から能動的に代わりのアイテムを探す必要があった。
しかし、代わりのアイテムを見つけたとしても、自分に合うサイズの在庫があるとは限らず、結果として購入を断念するケースが多く見受けられたとメイキップは指摘する。
本機能では、サイズ欠品かつ体型情報がない場合は「類似アイテム」かつ「欠品サイズの在庫があるアイテム」を、サイズ欠品がない場合でも「類似アイテム」の表示を行う。
「aunn 在庫・類似アイテム」が自動的に在庫のある類似アイテムを表示することで、「サイズがないから買えなかった」という喪失感を解消させる。新たな購買の選択肢を提供することで、顧客満足度と売上の向上に期待が寄せられるだろう。