DeNAと三菱UFJニコスが資本業務提携!ペイジェントのEC決済代行サービスを拡充

DeNAと三菱UFJニコスによる新生ペイジェントが始動

株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)と三菱UFJニコス株式会社(以下、三菱UFJニコス)は12月19日、DeNAの連結子会社で決済代行事業を展開する株式会社ペイジェント(以下、ペイジェント)に関する資本業務提携に係る契約を12月10日に締結したと発表した。

なお、ペイジェントはインターネットや携帯電話により販売、サービス提供をしているEC事業者に対する収納代行サービスとして、クレジットカード決済やネット・モバイルバンキング決済、コンビニ決済など多様な決済メニューを提供している。

DeNAと三菱UFJニコスが折半出資

DeNAと三菱UFJニコスが折半出資

ペイジェントの出資比率はこれまで、DeNAが50%、三菱東京UFJ銀行が40%、農林中央金庫が10%と、以上の3社を株主として運営されてきていた。

今回の資本業務提携により、三菱東京UFJ銀行と農林中央金庫の出資分を三菱UFJニコスが取得(計50%)することにより、ペイジェントは三菱UFJニコスの持分法適用会社となり、今後はDeNAと三菱UFJニコスの折半出資による新生ペイジェントとしてEC決済代行サービスを拡充していくとしている。

成長続けるEC市場を見据えた業務提携

経済産業省による電子商取引(EC)に関する市場調査によると、日本の一般消費者向け(BtoC)EC市場規模は2012年で9.5兆円と前年比12.5%増になっており、有望市場として期待が高まっている。

そのような背景の中、ペイジェントはリテール金融サービス分野において有力な三菱UFJニコスの資本参加を受け入れることによりEC決済代行サービスの拡充と加盟店の拡大を推し進め、 三菱UFJニコスは拡大が見込まれるEC市場におけるクレジットカード需要の取り込み強化を目指していくとしている。