1ヶ月で出品数17倍のデイリー7,000点!「オタマート」が1周年
オタマート、1周年を記念するキャンペーンを実施
1ヵ月の合計出品数はリリース時の約17倍、1日7,000点超の商品を取り扱うまで成長
新規ユーザーへのアピールと現ユーザーへの認知を高めることで、さらに取引量の増加を目指す
リリース1周年を記念した販売手数料無料キャンペーンを実施
株式会社jig.jpが提供するフリマアプリ「otamart」(以下、オタマート)は、リリース1周年を記念するキャンペーンを実施すると発表した。
キャンペーン内容は、3月29日までの代金支払いにかかる決済手数料(クレジットカード 100円、コンビニ・銀行ATM 200円)が無料、また、出品者には取引が成立した際の販売手数料(販売価格の10%)を後日ポイントバック。さらに、オタマート特製の人気作品・キャラクター別「春のアニメ福袋」を数量限定で特別価格にて販売する。
オタマートは、前年比2割増の成長(矢野経済研究所調べ)で勢いを増しているアイドル市場の取扱いを増やすべく、3月に「アイドル/声優」カテゴリを増設。今後、この分野へのマーケティングに力を入れ、新規ユーザーへのアピールと現ユーザーへの認知を高めることで、フリマアプリでの需要を掘り起し、出品数と取引量の増加を目指すとしている。
1ヵ月の合計出品数はリリース時の約17倍、1日7,000点超の商品を取り扱うように
ひと昔前までは“オタク”という言葉は、禁忌であったように思う。しかし、今や“オタク文化”は世界に誇れるほどに成長。そのマーケットは、計り知れない大きさを持つ。アニメ・マンガ・ゲーム・アイドルのグッズに限定して取り扱う同社は、まさに時代に乗じたEC事業の顕著な成功例のひとつだろう。
しかし、同社の成長には、多大な努力があることも見逃せない。利用者の6割が10代というユーザー属性を踏まえ、かんたん・わかりやすいを第一にデザインの改良を重ね、「やることリスト」といった、ユーザーが直感で次の作業がわかるよう手順を明示。また、2次元 VS 3次元アイドルグッズの出品数を競うプレゼントキャンペーンや、メディアにも取り上げられるアンケートなど、ユーザーが楽しく利用できる参加型イベントを多数実施するなど、ターゲットに即した売れる仕組みやサービスづくりに余念がない。これは、例え“オタク”をターゲットにしていないEC事業者にとっても、成功のためのヒントになるのではないだろうか。