新生活に向けた「消費行動」2月後半から急伸 CRITEO調査
CRITEO株式会社は2026年2月19日、「新生活」における消費および生活行動の最新動向をまとめたレポートを発表した。
調査概要
◆Criteoリテールデータ
▷日本国内の300以上のブランドおよびリテーラーを対象に、オーガニック流入(商品詳細ページへのアクセス)と売上(購入完了のトランザクション)を集計。デスクトップ/モバイル/アプリにおいて、トラッキングは十分に検証され、安定して計測できる環境のデータのみを使用している。
◆Criteo消費者調査
2025年12月に実施した「Criteo Shopper Survey」(回答者1000名以上)に基づく。消費者の行動・嗜好・トレンドをさまざまなカテゴリ/市場横断で調査し、日本におけるデジタルおよびオムニチャネルの購買行動に焦点を当てて分析。
◆出典:最新データで読み解く「新生活商戦」購買動向レポートを発表(CRITEO株式会社)
需要のピークは3月中旬
2025年の小売全分野の売り上げデータを分析すると、2月上旬比で売上が大きく上昇。3月中旬までに150ポイント以上のピークを記録していることから、購買活動は実際には、3月中旬にピークを迎えることが明らかとなった。
「新生活」関連商品の売上推移を見ると、2月下旬から3月にかけて急上昇。3月中旬には、2月上旬比で150ポイント以上の大幅な伸びを記録。一方で、平均注文額(AOV)や価格の上昇は穏やかで、消費者のまとめ買いや購入単価の上昇でなく、新年度に向けて買い物をする人が増えたことが売上上昇の最大の要因とみられる。
売上は需要が高まった3月〜4月前半は高水準を示し、4月後半に向けて緩やかに減速する傾向にある。

新生活需要が早期に集中する傾向
本調査によると、日本の消費者の6割以上が新生活に向けた買い物を予定。特に約半数(49%)が新生活シーズンの初月となる、4月に購買を開始すると回答するなど、新生活需要が早期に集中する傾向にあることが明らかになった。
また、新年度の生活変化として、4割以上が「新年度に新しいことを始めたい」と回答。内訳は「趣味に関する学習(21%)」が最も多く、次いで「言語以外の新しいスキル習得(18%)」や「運動(18%)」が続き、「第二言語の学習(9%)」となった。
新生活シーズンは国内の年間消費をけん引する、主要イベントであることが示されている。これからのシーズンの施策検討に、本調査結果を参考にしたい。


