日本郵便「第40回 全日本DM大賞」受賞作決定 実寸大の商品画像を使用したDMが金賞・グランプリ
日本郵便株式会社は2026年3月12日、主催する「第40回全日本DM大賞」の受賞作品を決定した。
3部門に分けて審査を実施
「全日本DM大賞」は、実際に発送されたダイレクトメール(DM)を募り、戦略性、クリエイティブおよび実施効果の3つの観点から審査。優れた作品に賞を贈るものである。
今回は、DMの使途に沿って「新規顧客部門」「継続顧客部門」「インビテーション部門」の3部門に分けて審査を実施し、部門ごとに受賞作品を決定。なお、「金賞・グランプリ」は、金賞受賞作品の中から選定している。
「PEDALA RIDEWALK2」の告知が金賞・グランプリ
金賞・グランプリはアシックス商事株式会社による、リニューアルしたアシックスウォーキングの「PEDALA RIDEWALK2」の告知と、前モデルからの買い替え促進および休眠顧客の活性化を目的としたDMが受賞。
外面には、ほぼ実寸大の商品画像を印刷し、足入れ部分の点線に沿ってカットすることで足首を入れて試着できるよう設計されている。
中面ではスタイリングイメージから開発者による解説など、高価格帯商品を納得して買ってもらうための情報を掲載した。

※画像元:「第40回全日本DM大賞」金賞作品画像(日本郵便株式会社)
工夫が施された金賞作品
金賞作品は以下の通り。さまざまな工夫が施された作品が並ぶ。
◆金賞(新規顧客部門):「人手不足でピンチ!タイミーの物流現場レスキュー便」
▷ターゲットと親和性の高い段ボール風デザイン、軍手のノベルティなど架電時にも印象に残るような設計に。
※画像元:「第40回全日本DM大賞」金賞作品画像(日本郵便株式会社)
◆金賞(継続顧客部門):「新年早々縁起づくし!大きな年賀状でMRも2倍以上!」
▷年賀状そっくりになるよう住所や宛名の位置にもこだわった。ロイヤル顧客には縁起のよいすりごま(おみくじ付)のノベルティを同封。
※画像元:「第40 回全日本DM 大賞」金賞作品画像(日本郵便株式会社)
◆金賞(インビテーション部門):「注文数100件超!AI検索で脱皮するアツモリ年賀状」
▷銀色の蛇を剥がすと回文メッセージが表れる。受け手の触感を刺激し、記憶に残る設計を目指した。
※画像元:「第40回全日本DM大賞」金賞作品画像(日本郵便株式会社)
128点の作品から25点が受賞
「全日本DM大賞」は、実際に発送されたDMを応募してもらい、戦略性、クリエイティブおよび実施効果の3つの観点から評価し、優れた作品に賞を贈るものである。第40回を迎える今回は、応募された128点の作品の中から、DMやマーケティングの専門家による厳正な審査を経て、グランプリ25点の作品が受賞(計29賞)した。
DMはテレビのようなマスメディアと違って派手さは少ないものの、形があるダイレクトメディアとして、ビジネスシーンで大きな役割を果たしている。
デジタル化が進む中、あえて紙媒体を活用する訴求効果にも注目が集まっている。DM施策で売上を伸ばしたい、またはDM施策を見直したい事業者は本大賞の受賞作をぜひ、参考にしたい。


