「越境EC」高価格帯・希少性の高い商材が市場をけん引 イーベイ・ジャパンレポート
イーベイ・ジャパン株式会社(は2026年8月28日、2026年第2四半期(4〜6月)における日本セラー(販売者)から出品されたアイテムの販売動向を発表した。
取引額は上位7カテゴリーが順位をキープ
2026年第2四半期(4〜6月)カテゴリーランキングは、以下図表の通り。取引額TOP10は上位7カテゴリーが順位をキープする形となった。
成長率では1位のトレーディングカードをはじめ、高価格帯・希少性の高いコレクティブルズアイテムが市場をけん引した

※画像元:「2026年第2四半期越境ECレポート」を公開(イーベイ・ジャパン株式会社)
2026年第2四半期(4〜6月)の販売トレンド
イーベイ・ジャパンは、2026年第2四半期(4〜6月)の販売トレンドとして、以下の内容を挙げている。
◆鑑定済み漫画の台頭
▷コレクティブルズカテゴリーの新たなトレンドとして、鑑定済み漫画の取引が大きく伸長。トレーディングカードだけでなく、日本の漫画も「読む」コンテンツから、希少性や保存状態などの価値を評価して収集するコレクティブルズアイテムとして、海外バイヤーからの注目が高まっている。
◆鑑定需要が急拡大するトレーディングカード
▷トレーディングカードでは、引き続きポケモンカードが最大の取引規模を維持し、堅調に推移。鑑定済みトレーディングカードも前年同期比約2倍に増加しており、高価格帯・希少性の高いカードを中心に、鑑定済み商品の需要が拡大している。
◆国内ブランド時計の躍進
▷スイス原産商材に対しての米国関税が緩和されたため、前年より平均単価が10%以上増加し、継続して売上が復調している。取引額の1位がSeiko、2位がOmega、3位がCasioと、国内ブランドの需要が大きく伸びており、Rolexは4位と前年同期の6位から順位を上げた。Seikoは500ドル以下の手頃なモデルが50%以上を占める一方、2000ドル以上の高価格帯モデルも、前年同期比2倍以上の約20%のシェアに急増しており、高価格帯の伸びが目立っている。
※画像元:「2026年第2四半期越境ECレポート」を公開(イーベイ・ジャパン株式会社)
イーベイ・ジャパンは今回の結果について、次のようにコメントしている。
「米国の関税導入から約1年が経過し、新たな関税環境が市場に定着した四半期となりました。こうした環境下において、日本発のコレクティブルズアイテムや高価格帯・希少性の高いアイテムを中心に、海外バイヤーからの堅調な需要が続いています」
鑑定済み漫画や日本発トレカを中心に高価格帯・希少性の高い商材が市場をけん引している。越境EC市場の動向を、引き続き追っていきたい。


