「からだにうまい。」を掲げる大戸屋 「GMOクラウドEC」と実現したネットオーダーのシステム刷新

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ECのミカタ編集部 [PR]

コロナ禍をきっかけに、テイクアウトやモバイルオーダーを展開する飲食店や事業者は急増した。しかし、オペレーションの複雑化や注文・受け取り方法の細分化に伴い、従来のシステムに限界を感じるケースも少なくないはずだ。

おいしさと「からだにうまい。」にこだわる定食店、大戸屋ごはん処を運営する株式会社大戸屋も、作りたての味をテイクアウトで楽しめる「大戸屋 ネットオーダー」において、2024年当時、さまざまなシステム上の課題を抱えていたという。それらを解消し、顧客と店舗スタッフ、双方がより使いやすいシステムを実現するために大戸屋が選んだのが、GMOメイクショップ株式会社の提供する「GMOクラウドEC」だった。

今回は「大戸屋 ネットオーダー」リニューアルの背景から、そのプラットフォームに「GMOクラウドEC」を選んだ理由、さらに、人気の福袋施策における活用法まで、株式会社大戸屋 商品マーケティング本部の河瀬大二郎氏に聞いた。

課題は「店舗とのオーダー連携」。現場の声も受けてシステムを刷新

──はじめに、「大戸屋 ネットオーダー」の概要を教えてください。

「大戸屋 ネットオーダー」は、お客様がネットでお弁当を注文し、店頭またはデリバリー(※1)で受け取れるサービスです。ネット注文自体は2015年ごろから展開しており、2024年4月に、店舗システムの入れ替えに合わせて「大戸屋 ネットオーダー」も全面的にリニューアルしました。

──注文から受け取りまでの流れは、どのようになっていますか。

まず「大戸屋 ネットオーダー」のサイトで、お客様に「持ち帰り」か「デリバリー」を選んでいただき、受け取りたい店舗と日時を順に入力してもらいます。そのうえで商品(メニュー)、お客様情報、決済方法を入力いただき注文完了となります。店舗側は受け取り時間に合わせて調理し、お客様をお待たせせずに商品をお渡しできます。

※1:デリバリーは一部店舗でのみ実施(2026年7月現在)

「大戸屋 ネットオーダー」公式サイト

──リニューアル前のシステムには、どのような課題があったのでしょう。

以前のシステムは店舗のPOSと連携しておらず、ネットで注文が入っても、店舗側では注文内容がテキストで印刷されて出てくるだけでした。そのため、店舗スタッフが注文をハンディでPOSに入力し直し、お客様の来店時間は声掛けで共有する必要がありました。この“二度打ち”の手間については、現場からも「使いにくい」という声が上がっていて、大きな課題でした。なので、今回のリニューアルは、店舗のシステムを刷新するならネットオーダーも切り替えようという、自然な流れだったと思います。

株式会社大戸屋 商品マーケティング本部 マーケティング部 PRプロモーター 河瀬大二郎氏

システム選定の決め手は「実績への信頼」と「将来を見据えた拡張性」

──システムの刷新にあたり、複数のプラットフォームが候補にあがったと思いますが、その中から「GMOクラウドEC」を選んだ決め手をお聞かせください。

選定自体は2022年の秋ごろから始め、相見積もりを取りながら比較・検討しました。その中でもGMOメイクショップ様は国内で有数の流通額を扱っている会社で、売上を最大限に高めるための知見も豊富です。その信頼に加えて、「GMOクラウドEC」のカスタマイズのしやすさや柔軟性、私たちの業界に対する理解度の高さが決め手になりました。

──サービス選定時には、すでに具体的な拡張の計画はあったのでしょうか。

実は、リニューアル直後は「デリバリー」には対応していませんでした。しかし将来的には実装したかったので、スタートする時点で、拡張性を考慮した時にどこまで対応できるのかも重視しました。その後フェーズ2として開発を進めていき、(トライアル運用を経て)2024年12月からデリバリーを追加しました。「GMOクラウドEC」は外部システムとAPIで連携することを前提に設計されていますし、サイト構築時に想定していない機能でも、後から取り込みやすいと思います。

「GMOクラウドEC」テイクアウトシステムの概要図。フロントと管理機能を切り離したヘッドレスアーキテクチャを採用し、フロント側の開発自由度はフルスクラッチ並み

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在庫状況との連携や、数量限定商品の販売サイトも実現

──導入の決定から運用開始まで、どのように進められたのでしょう。

2023年1月ごろに「GMOクラウドEC」に決め、そこから1年ほどかけて要件定義や既存データの移行方針の整理など、細部を詰めながら進めていきました。開発の初期はGMOメイクショップ様と1週間に2回くらいのペースで打ち合わせさせてもらいましたね。その後、2024年1月からテストを行い、4月にリリースしています。

──リニューアル後、店舗やお客様からはどのような反応がありましたか。

店舗からは「オーダーを取るのが楽になった」という声が届いています。“二度打ち”がなくなり、ネット注文だとひと目でわかる状態で入ってくるので、今では「これはネットで注文いただいた、何時受け取りの商品」とわかったうえで、それに合わせて調理が始められています。お客様からも混乱やマイナスの声はほとんどありませんでした。

むしろ、できることが増えたので「こういったことはできないか」という要望が現場から出てくるようになりました。たとえば、「店舗で品切れになった情報を、お弁当のサイト(ネットオーダー)にもリアルタイムで反映できるようにしたい」という声です。以前は管理サイト側で売り止めの操作が必要でしたが、これも開発いただき、自動的に販売が止まるようになりました。利便性はかなり上がりましたね。

大戸屋の歴史は1958年、創業者の三森栄一氏が東京・池袋に「大戸屋食堂」を開店したことに始まる。現在はグループ全体で国内外に464店舗(2026年7月末現在)を展開。写真は、大戸屋ごはん処 越谷南町店

──「大戸屋 ネットオーダー」の仕組みを、福袋「まんぷく袋」の事前予約にも活用されているそうですね。

夏と冬に数量限定で販売している「まんぷく袋」(※2)は店頭販売が中心でしたが、「GMOクラウドEC」を導入したことでネット上で事前予約ができるようになり、前回(2025年)の冬は全体で3.2万袋の予約を受け付けました。これはリニューアルの時点で実装を予定していて、福袋の事前予約用サイトとしての機能を最大限に活かせています。

※2:2026年夏は「大戸屋サマーバッグ 夏のきんちゃく」として販売(すでに予約終了)

2025年に発売され、人気を博した福袋「大戸屋まんぷく袋」(販売終了)

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セキュリティ面の不安はなく、手厚いサポートにも安心感

──「GMOクラウドEC」のセキュリティ面について感じていることをお聞かせください。

セキュリティについてまったく不安はなく、全面的にお任せしています。GMOインターネットグループのセキュリティ体制は万全で、これまで不正アクセスや情報流出が起きたことがありません。予約抽選販売のような形態では不正注文も懸念されますが、常時監視いただいている安心感があります。

──サポート体制に関してはいかがでしょうか。

ネットオーダーは、そのシステム単体で完結せず、POSなど外部との連携があって成り立つものです。だからこそ、改修の際は連携部分に不具合が出ないよう、事前の調査やテストを徹底してくださっています。また、「これをやりたい」とお願いして「できません」と言われることがありません。このような手厚いサポートとやりたいことを実現できる拡張性は、「GMOクラウドEC」の大きな魅力だと感じています。

ファンの心をつかみ「大戸屋をもっと好きになってもらう」ことを目指す

──今後、「大戸屋 ネットオーダー」で挑戦してみたいことは。

蓄積されるデータを、お客様へのレコメンドやパーソナライズに活かしていきたいです。「この商品はお好みにあうと思います」「今の季節ならこちらはいかがですか」といったご提案ができるようになればと考えています。大戸屋は「からだにうまい。」を大切にしているので、栄養バランスの観点から、PFC(タンパク質・脂質・炭水化物)なども踏まえた健康的な提案ができたら良いと思います。

──最後に、大戸屋様としての今後の展望をお聞かせください。

今はブランディングに力を入れています。大戸屋は70年近い歴史がありますが、支えてくださっているお客様、特にロイヤルカスタマーである常連のお客様の分析が十分にできていませんでした。そこで、なぜ大戸屋に来てくださっているのかを理解し、お客様に大戸屋をもっと好きになっていただく、熱狂していただくためにはどうすればよいのかを考えて、取り組みを進めています

私たちは唯一無二のブランドを目指しており、近くに店舗がなくても、「ネットオーダーしてでも食べたい」と思っていただけることが理想です。これからもGMOメイクショップ様とアイデアを出し合いながら、ネットオーダーやテイクアウトもさらに強化していきたいです。

大戸屋は2026年4月、ブランドスローガンを「からだにうまい。」に刷新。「大戸屋ごはん処」のグランドメニューもリニューアルし、“第3の創業”として新たな成長戦略を推進していくことを表明した

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