ECとリアルをつなぐ「Qoo10 Pick」 Qoo10とセブン-イレブンが仕掛けるコスメ戦略の全貌

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ECのミカタ編集部 [PR]

2026年9月26日(土)、全国のセブン-イレブンに、総合ECモール「Qoo10」で人気を集める韓国コスメを取りそろえたキュレーションコーナー「Qoo10 Pick」が誕生する(※1)。これはQoo10のトレンド選定力と、セブン-イレブンが持つ店舗網・販売力を掛け合わせ、ECとリアルを融合した新たな購買体験を創出する取り組みだ。

テスト販売では想定を大きく上回る実績を記録し、SNSでも大きな話題を呼んだ「Qoo10 Pick」。本格展開を目前に控え、Qoo10を運営するeBay Japan合同会社の中村和歌子氏と、株式会社セブン-イレブン・ジャパンの遲澤明子氏に、協業の狙いや提供価値、今後の展開について話を聞いた。

※1:9月26日(土)から順次発売。一部取り扱いのない店舗がある

話題の韓国コスメを「Qoo10 Pick」だけのミニサイズや限定カラーで販売

──「Qoo10 Pick」とは、どのような取り組みですか。

eBay Japan合同会社 Growth Support本部 Manager, Corporate Partnership & Event 中村和歌子氏(以下、Qoo10 中村) 「Qoo10 Pick」は、Qoo10が持つ購買データやトレンド分析を基に厳選した韓国コスメを、セブン-イレブン様の店頭で気軽にご購入いただけるキュレーション型の売り場です。2026年9月26日から順次全国展開を開始し、第1弾では8ブランド21商品をラインナップします。通常の商品とは異なる「Qoo10 Pick」だけのミニサイズや限定カラーを取りそろえました。ECで話題の商品を日常の買い物の中で、身近な接点であるセブン-イレブンの店舗で手に取り、その場で購入できることが大きな特長です。

──韓国コスメを中心に据えた理由と、想定しているターゲット層を教えてください。

Qoo10 中村 Qoo10はもともと化粧品、とりわけ韓国コスメに強みを持つプラットフォームです。韓国コスメは次々と新しい商品やブランドが登場し、トレンドの移り変わりが非常に速いため、「Qoo10 Pick」の【いち早くトレンドを届ける】というコンセプトに最もマッチすると判断しました。

メインターゲットはQoo10の主要ユーザーである10代から30代前半の女性です。一方で、セブン-イレブン様との協業を通じて、普段ECをあまり利用しないお客様にも韓国コスメやQoo10知っていただく新たな接点をつくりたいと考えています。

eBay Japan合同会社 Growth Support本部 Manager, Corporate Partnership & Event 中村和歌子氏

──今回の異色とも言えるコラボレーションは、どのような経緯でスタートしたのでしょうか。

株式会社セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 グロサリー商品開発部 雑貨・出版 マーチャンダイザー 遲澤明子氏(以下、セブン-イレブン 遲澤。所属・役職はインタビュー時のもの 2024年夏の「MEGA COSME LAND」(※2)で、当社からQoo10様へ「一緒に面白い取り組みができませんか」とお声がけしたことがきっかけです。近年、当社では若年層の来店促進に注力しており、「メガ割」などで大きなムーブメントを生み出すQoo10様を、若い世代のコスメトレンドをけん引する存在として強く認識していました。

当社でもコスメカテゴリーの強化を進めてきましたが、トレンドの移り変わりが非常に速く、従来のコンビニのサプライチェーンではタイムリーな商品展開が困難でした。そこで、トレンドの発信源であるQoo10様と組むことで、最先端の商品をスピーディーにお届けできる大きなシナジーが生まれると考えました。

Qoo10 中村 当社も「オンラインだけでなく、お客様とのリアルな接点や新しい出会いの場を増やしたい」という課題がありました。セブン-イレブン様が持つ圧倒的な店舗網は、EC事業者にとって非常に魅力的な顧客接点です。

まずは店頭で手頃なミニサイズを試していただき、気に入ったらQoo10で通常サイズをご購入いただく――。オンラインとリアルをシームレスにつなぎ、相互送客の循環を生み出すことで、これまでにない購買体験を提供していきたいと思います。

※2:「MEGA COSME LAND(メガ コスメ ランド)」は、Qoo10が開催しているビューティーに特化したオフラインイベント

「Qoo10 Pick」特設サイトはこちら

テスト販売では想定を大きく上回る売上を記録

──2025年9月から実施したテスト販売の手応えはいかがでしたか。

セブン-イレブン 遲澤 大々的なPRは行わず、100店舗未満でテスト販売を実施しました。そのため当初は緩やかな立ち上がりを想定していましたが、結果として短期間で想定を大きく上回る売上を記録しました。テスト販売で、これほど勢いのある立ち上がりを見せるケースは極めて稀です。現実的な売上予測を立てていたため、この反響には大きな手応えを感じました。

Qoo10 中村 Qoo10側としても、Qoo10上で人気のある韓国コスメが、リアル店舗でもお客様の関心を集めることを確認できたのは大きな収穫でした。特にTikTokやInstagramといったSNSでは、購入者による投稿や情報交換が自然発生的に広がり、「セブン-イレブンで人気の韓国コスメが買える」という話題性が、お客様の関心を後押ししたと感じています。

一方で、ECでの売れ筋をそのまま店頭に並べるだけではなく、店頭での見え方や価格帯、商品特性など、リアル店舗で手に取りやすい形に編集することが重要だという学びもありました。今回は、そうしたテスト販売でのお客様の反応を踏まえ、商品ラインアップや売り場づくりに反映しています。

「Qoo10 Pick」では、Qoo10で人気の8ブランド(SKIN&LAB、GROWUS、23yearsold、Parnell、AOU、Centellian24、SKIN1004、Tiptoe)から合計21アイテムをラインアップする(ブランドは現段階の予定。数量限定で、なくなり次第販売終了。画像はイメージ)

──全国展開に向けて、テスト販売から改善・強化したポイントはありますか。

Qoo10 中村 テスト販売で得られた購買データを分析し、ラインアップを最適化しました。今回は「携帯しやすさ」と「使い切りやすさ」、そして気軽に試していただけることを重視し、多くの商品を「Qoo10 Pick」ならではの特別なミニサイズで展開します。また、テスト販売時から展開していた頭皮用スケーラーやマスクパックなどのスペシャルケア商品についても、店頭で新しい美容アイテムを試したいというニーズを捉えられるカテゴリーとして、引き続きラインアップに活かしています。急な買い足し需要にとどまらず、日常の中で気軽に新しい美容アイテムと出会える売り場にしていきたいと考えています。

セブン-イレブン 遲澤 什器(ディスプレイ)のデザインも全面的に刷新しました。店舗の美観を損なうことなく、ひと目で「Qoo10 Pick」とわかるスマートなデザインに改良しています。

──企画を進める中で、特に議論を重ねた点はどこですか。

セブン-イレブン 遲澤 売り場の見栄えと店舗オペレーションの2点です。「Qoo10 Pick」は既存の化粧品コーナーで展開するため、数量限定の商品が完売すると棚が空いて見えてしまう懸念がありました。そこでブランドごとにディスプレイを分割し、売り切れたブランドは棚ごと撤去できるカセット式什器を採用しています。

「Qoo10 Pick」特設サイトはこちら

コンビニコスメの需要を捉える鍵は付加価値

──近年のコンビニにおけるコスメ需要をどう捉えていますか。

セブン-イレブン 遲澤 コスメカテゴリーには大きな可能性を感じていますが、単に店舗に商品を並べるだけで成長し続ける市場ではありません。今後は「限定感」や「特別感」といった付加価値がより重要になると考えています。

「Qoo10 Pick」では、物価高が続く中でも“自分へのご褒美にはお金をかけたい”という消費者心理を踏まえ、300円台から購入できる商品をそろえました。同時に、コンビニで無理なく手に取っていただける価格帯として、上限は約1500円に設定しています。従来のコンビニコスメが担ってきた「緊急需要」とは異なる価値を提案し、既存商品の売場とも相乗効果を生み出していきたいと考えています。

株式会社セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 グロサリー商品開発部 雑貨・出版 マーチャンダイザー 遲澤明子氏 (※所属・役職はインタビュー時のものです)

──全国展開に合わせたキャンペーンやプロモーションは予定していますか。

Qoo10 中村 SNSでの情報発信に加え、9月26日のローンチに合わせてQoo10公式アプリと連動したプロモーションを実施する予定です。店頭とECをシームレスにつなぐ施策も準備しており、双方の回遊性をさらに高めていきます。

──今後の展望をお聞かせください。

セブン-イレブン 遲澤 今回の取り組みを単発で終わらせるのではなく、季節やトレンドに合わせて商品を入れ替えながら、継続的に新しいトレンドを提案する仕組みとして定着させたいと考えています。理想は年3回程度のサイクルで商品を刷新し、常に最新のトレンドをお届けできる体制を早期に構築したいと思います。

Qoo10 中村 本施策を通じてオンライン上の購買データだけでなく、店頭での販売動向やお客様の反応も次の商品選定に活かしていきたいと考えています。将来的には売れ筋商品を並べるだけでなく、「これからヒットする商品」をいち早く発掘し、セブン-イレブン様の店舗網を通じて新たなトレンドを育てていきたいと思います。

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