2026年上半期「越境ECヒットランキング」トップはおもちゃ・ホビー・グッズ BEENOS調査
BEENOS株式会社は2026年8月27日、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」の2026年1月1日から6月末までの購買データに基づいた「越境EC×2026年上半期トレンド」を発表した。
調査概要
◆対象データ:2026年1月1日〜6月30日の期間に海外向け代理購入サービス「Buyee」で購入された商品の購入件数を基に算出。
※Buyeeの購入データは一次流通と二次流通を含む
◆出典:越境EC×2026年上半期トレンド(BEENOS株式会社)
2026年上半期ヒットランキング「おもちゃ・ホビー・グッズ」が1位
2026年上半期のBEENOS越境ECヒットランキング1位は「おもちゃ・ホビー・グッズ」となり、伸長率は91.4%を記録した。「おもちゃ・ホビー・グッズ」は「ぬいぐるみ」の構成比が高い点が特徴となっている。
一方、増加数が顕著なのは「ベイブレード」で、前年同期比6倍以上に購入件数が急増。アクスタ、缶バッジ、キーホルダーといった「推し活小物」も高い成長を示し、特に「東アジア」と「ヨーロッパ」では100%以上の伸長率となった。
2位は「トレーディングカード」で、「ポケモンカード」「K-POPカード」が二大巨頭となっており両ブランド合わせると4割以上を占める。
3位の「ファッション」は2025年年間ランキング4位から1ランク浮上。このカテゴリはバッグやシューズも含まれるが、割合は「アパレル」が71.0%と大半を占めている。

伸長率ランキング1位も「おもちゃ・ホビー・グッズ」
伸長率ランキングでも、1位は「おもちゃ・ホビー・グッズ」、2位は「トレーディングカード」となった。購入ランキング上位の「おもちゃ・ホビー・グッズ」と「トレーディングカード」は伸長率でも上位を独占し、越境EC全体の成長をけん引している。
3位「タレントグッズ」、4位「DVD・ブルーレイ・映像ソフト」、5位「本・雑誌」はそれぞれ「BEENOS越境EC×2026年上半期ヒットランキング」でもトップ10にランクインしており伸長率は二桁となった。
カテゴリ別にみると、タレントグッズでは「K-POP関連」の構成比が大きく、伸長率も30%を超えている。「DVD・ブルーレイ・映像ソフト」では、「音楽ライブ」の構成比が大きい一方、「アニメ作品」や「映画・ドラマ」も大きく伸長した。
さらに、「本・雑誌」では「マンガ・コミックス」の構成比が高く、伸長率も50%を超えている。

各地域で需要の多様化・分散化が進む
エリア別ヒットランキングでは、「おもちゃ・ホビー・グッズ」が6エリア中3エリアで1位を獲得。「トレーディングカード」も2エリアで1位となった。両カテゴリが人気を二分する形となっている。
TOP3に両カテゴリと「ファッション」がランクインするエリアは「北米」「東アジア」「ヨーロッパ」「東南アジア」の4エリアに。これら3カテゴリに対する、非常に高い需要が浮き彫りとなった。

エリア別伸長率ランキングでは、各地域で需要の多様化・分散化が進んでいることが鮮明になった。
唯一、「おもちゃ・ホビー・グッズ」カテゴリのみが全エリアにランクインし、5エリアで1位にランクインした。同カテゴリは2025年年間の購入件数で「東アジア」「ヨーロッパ」「中東」の3エリアで伸長率TOP3にランクインしており、今回「北米」「東南アジア」「中南米」も続いて人気が高まった。

エリア別伸長率ランキングにおいて、中南米では初めて「ファッション」が上位にランクインしている。現地のストリート文化と結びついて日本限定のスニーカーやストリート系ブランドのアパレル、日本ブランドの腕時計が全体をけん引したほか、アニメコラボグッズや地雷系・ゴスロリといった日本独自の文化と結びついたファッション関連商品も根強い人気を集めた。
各地域の嗜好やトレンドを踏まえた商品展開・販促施策を検討する際の参考にしたい。


