15年間のEC事業ノウハウを提供、オイシックスがEC実行支援サービスを開始

三温度帯の通販物流などのフルフィルメント機能だけでなく、マーケティング支援も
定期便モデルで培った、ユーザーについての深い理解に基づいた、分析、実行ノウハウが、生かされる
三越伊勢丹フードサービスとディーンアンドデルーカジャパンが導入しており、10社に限定して受託する

オイフルMJ、スタート。三越伊勢丹フードサービス、DEAN&DELIUCA JAPANが導入

 オイシックス株式会社(代表取締役 高島宏平 以下、オイシックス)は、5月12日、EC実行支援サービス「オイシックスフルフィルメントマーケティング(通称:オイフルMJ)」を開始した。
 
 オイシックスでは、2013年から食品ECに特化した物流インフラを活用し、他社に対して、三温度帯の通販物流などのフルフィルメント機能を提供する事業「オイシックスフルフィルメントサービス」を展開している。フルフィルメントのクライアントも増加する一方で、既存クライアントからのマーケティングサポートの要望が寄せられていた事から、EC実行支援サービスとして、オイシックスフルフィルメントマーケティング(通称:オイフルMJ)」というわけだ。今年度は、10社に限定して、受託するとしている。

 その特徴については、15年間EC事業を運営し、成長させてきたからこそ、わかるリアルなノウハウを提供。定期便モデルで培った、ユーザーについての深い理解に基づいた、分析、実行ノウハウで、繰り返し使ってもらえるように、サービスの設計、運営をする。コンサルティングを受けても、人手やスキル不足により、実行することができない悩みを抱えているクライアントは多く存在するので、結果を出すための実行に至るまで、きちんとケアする、としている。また、クライアントにとって、都合が良い点は、成果報酬であるという点だ。立ち上げから、資金面を気にすることなく、サービスをうけられるのは朗報だ。

 すでに2社の導入が決定しており、一社は、株式会社三越伊勢丹フードサービスと、株式会社ディーンアンドデルーカジャパン。株式会社三越伊勢丹フードサービスにおいては、「エムアイDeli」のフルフィルメントを受託しており、まずサービスへの理解があることと、取り扱い商品も近く、同サービスの取り入れで、その勢いに拍車をつけることとなりそうで、非常に、今後の動きが興味深い。

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