楽天、完全子会社ファイントレーディングを吸収合併
楽天が、完全子会社ファイントレーディングを吸収合併
ファイントレーディングは、「楽天ブランドアベニュー」を2012年より委託販売方式で運営してきた
楽天市場におけるファッションジャンルのサービス向上を一層図る
経済効率化と楽天市場におけるファッションジャンルのサービス向上を図る
楽天株式会社(以下、楽天)は、ファッション通販事業を展開する株式会社ファイントレーディング(以下、ファイントレーディング)を吸収合併(簡易・略式合併)することを5月21日に発表した。
ファイントレーディングは、楽天の完全子会社で、楽天の本格的なファッションECへの参入事業となった「楽天ブランドアベニュー(Rakuten BRAND AVENUE)」を2012年より委託販売方式で運営してきた。今回の吸収合併方式で、ファイントレーディングは解散することになる。なお、効力発生予定日は、2015年7月1日。楽天は、今回の吸収合併の目的を、経営効率化および楽天市場におけるファッションジャンルのサービス向上を一層図るためとしている。
「楽天ブランドアベニュー」は、「AGOSTO SHOP」や「earth music & ecology」などが参加するモール型のECを展開。オープン当初から約100ブランドが参加し、将来的に300ブランドの展開を目標としてきた。比較的、若めのターゲット層を狙ったファッションECで、楽天市場は、この層を中心に「ZOZOTOWN」などの競合サイトに対抗していくのではないだろうか。