今夏お中元を送る予定がある人は41%、ライフメディア調査

本年度お中元に関する意識調査

株式会社ライフメディア(代表取締役社長:宮澤徹 以下、ライフメディア)は、全国の20歳以上の既婚男女1,000名に対し、お中元に関する調査(2015年)を実施したと発表した。

ライフメディアは、1996年に初めて開始されたワントゥワンの対話型マーケティング・コミュニケーション・サービス。多様な属性をカバーする約54万人のアクティブメンバーに対し、束生絞り込み配信やWebアンケートによるレスポンス回収を行うことで、高度なリサーチ、洗練された対話型プロモーション、効果的な広告など幅広いマーケティングニースに応えることができる。

東日本では、7月初めから15日頃まで、西日本では8月初めから15日頃まで贈られる風習があるお中元。昨今では地域に関わらず、7月の中頃までに送るのが一般的という傾向がある。
以下、ライフメディア発表、リサーチバンク調べの調査結果サマリー。

・今年、お中元を贈る予定があるかという問いに対し、「贈る予定がある」41%との結果に。40代以下では半数以上が「贈る予定はない」と回答。

・お中元を贈る予定がある人に対し、件数を尋ねたところ「2件」が最多

・お中元を贈る予定がある人に対し、一件あたりの予算を尋ねた結果「3,000円~4,000円未満」35%が最多という結果に。

・お中元を贈る予定がある人に対し、送り先を尋ねたところ「両親(義理含む)」45%、「親戚」43%という結果に。

・お中元を贈る予定がある人に対し、購入場所を尋ねたところ「デパート」47%、「スーパー」32%、「インターネット通販」28%という結果に。

・お中元を贈る予定がある人に対し、贈る予定のものを尋ねた結果「ビール」32%、「菓子類」23%が上位に。

・お中元で贈られて嬉しいものについて尋ねた結果「ビール」37%、「商品券」33%であった。

・今後、お中元の習慣が
どうなると思うか尋ねたところ、「今後はなくなっていくものだと思う」が43%で最多となった。

総括

「お中元」にフォーカスした場合、40代以下の若い世代からは注目度が低い現状である模様。しかし、様々なギフト系サービスがリリースされ、生活に根付いたSNSなどから住所を知らなくても贈り物ができるなど、「贈り物」自体に関しては、若い世代は決して意識が低下しているというわけではなさそうだ。なにかがキッカケで、古き良き「お中元」という風習が広まる可能性は高いであろうことが予測される。

また、もらって嬉しい贈り物上位2位が「ビール」「商品券」であることから、より実用性のある贈り物が好まれるのではないだろうか。
一件あたりの予算が「3,000円~4,000円未満」が最多であるポイントにも注目したい。

ギフト系商材を取り扱うEC事業者は、ライフメディアリサーチバンク調べの今回の数字を参考にし、「お中元」という切り口で企画展開を策略されてはいかがであろうか。