「食べログ」が提供する月額制ユーザー向け有料サービスの加入者数が累計85万人を突破
「食べログ」の有料サービスは、「プレミアムサービス」や「ワンコインランチ」など
引き続き便利で付加価値の高いサービスを、ユーザー、飲食店双方に提供できるよう努めていく

会員限定特典を提供するプレミアムサービスなど、有料サービスの加入数が累計85万人突破

株式会社カカクコム（東京都渋谷区 代表取締役社長 田中 実）が運営するグルメサイト「食べログ」は、提供する月額制ユーザー向け有料サービスの加入者数が累計85万人を突破したことを7月6日に発表した。

「食べログ」（http://tabelog.com/）は、“信頼のできるレストラン選び”をコンセプトに2005年3月開設。ユーザーから寄せられたクチコミと点数評価から、独自に設けたアルゴリズムでレストランランキングを算出し、サービスとして提供する。現在の掲載レストラン数は約80万件、クチコミ投稿数は約645万件（2015年5月現在）。
月間利用者数は6,859万人、月間総PVは16億8,493万PV（2015年3月実績）となっている。

「食べログ」が提供する個人向け有料サービスには、会員限定で全国5,000店のメニューが20％から最大100％まで割引されるプレミアムクーポンの利用や、GPSを使った周辺ランチ検索などのサービスが広告非表示で利用できる「プレミアムサービス」（月額300円／税別）のほか、掲載店すべてのランチを500円で食べられるスマホ向け有料サービス「ワンコインランチ」（月額500円／税別）などがある。サービス加入者数85万人突破に関して「食べログ」は、今後も引き続き便利で付加価値の高いサービスを、ユーザー、飲食店双方に提供できるよう努めていくと述べている。

「食べログ」と言えば、競合他社が7月2日に実施した事業戦略発表会において、同社が運営する飲食店の口コミ投稿サービスが『国内最大手グルメサービスを上回り口コミ数が日本一になった』との説明を行ったことに対して、訂正を求めるともとれる報道発表を行ったばかり。競合他社の口コミ数の基準で計算すれば、「食べログ」はそれを大幅に上回ると指摘している。現在、競合他社では有料サービスを提供していないが、この日本一をかけた料理バトルに「食べログ」としては、しっかりと牽制を仕掛けておきたいといったところか。