独占!楽天 河野執行役員と「楽フェス」楽しんでみた!
楽天初!ビッグサイトを使って盛大にリアルイベント!
もうすぐ「楽フェス」が始まる!「楽フェス」とは楽天株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史)が開催する肝いりのリアルイベントで、8月1日から5日(10~20時まで(最終日は17時)に東京・晴海の東京ビックサイト(東2・4ホール)で行われる。今までは楽天市場の中でしか接することができなかった店舗の生の声、人、それがリアルなものとなって、心を動かす。約300店舗がここに集結する。
それに先駆け、楽天は昨日、記者会見を開催。席上、執行役員 河野奈保さんは「楽天の原点は“shopping is entertainment”にあります。お店がネットの中でできる限りのおもてなしを、そしてお客様はそれを通し、楽しいお買い物体験をしてもらいたい。そんな思いから始まっています。イメージでいうとバザールなんです。その賑わいをリアルな世界にも」と話した。ネット上でお客様が楽しむ世界観をリアルな世界へ持ち込む。初心に返りつつも今なお進化する楽天の姿を映し出すイベント。それがこの「楽フェス」だといえよう。
記者会見後、「楽フェス」の出店商品をほんの一部披露。楽天店舗「きもの京小町」の着物に身を包む楽天 執行役員 河野奈保さんと夏祭り気分で一緒に回ってみた。商品はおろか、店の人とのやりとりも素敵な時間に思えた。
神戸牛の牛めしの汁は肉が織りなす自然の味わい
河野さんと僕の前に、サッと現れたのは、兵庫県神戸市の「辰屋」という店舗の店主辰己真一さん(写真)。美味しいですよ!差し出されたのは「神戸牛牛めし」だ。ホカホカご飯に肉とたっぷりのタレが乗っている丼だ。タレの美味しさが秀逸。
辰己真一さん「そのタレなんですが、日本酒と醤油と砂糖を入れただけ。あとは肉汁とタマネギから出た水分でこれだけの旨味が出てくるんです。」
ECのミカタ編集 石郷「うまっ!!それだけ神戸牛の肉が良質だからこそ、余計なものがいらないということの裏返しですよね!「楽フェス」では、こういう美味しい料理に巡りえそうですね」
河野さん「そうですね。以前から、リアルなイベントとしては百貨店などと組んで「楽天市場 うまいもの大会」というのをやっています。規模としては、これよりは小さいですが、お客様に好評でした。今回は、その拡大版として、そこでも人気のある店舗が楽フェスに出ていただいているので、納得のクオリティです」
石郷「しかも、コストパフォーマンスも良いから、つい食べちゃいますね。」
河野さん「「ぷるるんもつ鍋ラーメン」もオススメです。これを出品しているのは、食福亭味革という精肉店さんです。実は、この背景にちょっとした事件があったんですよ。」
石郷「じ、事件ですか??」
河野さん「通常、このお店で、もつ鍋スープは本来1シーズンで2トンしかさばけないのですが、間違えて5トン誤発注してしまったそうなんです。それは大変!となりまして、少しでも売りさばこうと楽天内ではライバル関係でもあるはずの「餃子の餃天」さんが手を差し伸べた。そして生まれたのが「もつ鍋スープラーメン」なんです。ラーメンの味付け部分に「餃子の餃天」の力が生かされています。」
「もつ鍋スープラーメン」は、もつの肉汁からでる濃厚で広がるマイルドさがグッド。もつ鍋スープとのハーモニーもなかなかのものである。麺なので、スルスルっと食べられてしまう。これも美味い!
石郷「河野さん。河野さん。御菓子所まつ月さんの「氷点下熟成福寿鉱泉水仕込み 福福餅」。しっとりしていて、美味しいですね。」
河野さん「そうなんです。その理由は、製造直後に氷点下の温度帯で寝かして「あん」と「生地」を馴染ませているから。餅米は日本米にこだわっているそうです。主食だけでなく、スイーツのクオリティの高さも「楽フェス」の魅力なんですよ。」
石郷「それ以外だとどんなものがあるんですか?」
河野さん「面白いのは、自治体さんにも参加いただいています。それが「全国自治体ブース」 in 楽フェスで、自治体ご自慢の「ご飯のお供」をご用意いただいているんです。どういうことかって言うとですね、ごはん入りのドンブリ(500円)を購入し、それを持って歩くんです。それで、岩手は…、静岡は…、沖縄は…をここでしか食べられない、自分だけの「楽フェス オリジナル丼」が完成というわけです。贅沢ですよね」
店主との触れ合いもまた楽フェスの魅力
石郷「美味しいので、食べ物の話ばかりになってしまいましたが、それ以外も充実しているんですよね!」
河野さん「勿論です。お子さんに楽しんでいただけるように、ワークショップなども充実しています。DIYリフォームの商品を取り揃える「壁紙屋本舗」という店舗さんでは、「おしゃれ壁紙の貼り方&ペイント体験」というのを実施して、いろんな壁紙の中から、好きなものを選んで壁に貼るなどの体験ができます。普段、サイトで見ているだけだった人でも、そういう場面を見ると、見方が変わってきますよね」
石郷「あとは、楽天スーパーSALEもこのイベントに登場しちゃうとか…」
河野さん「会場内にステージがあるんですが、決められた時間に、たとえば、旅行チケットが超格安で販売されたりするんです。来場者は事前に整理券を入手した上で、来場してもらい、その購入権を巡って争うという…というエンタメ性のある感じになります」
石郷「楽天ってこんなものまで売ってるの?って驚かされることがあるんですが、例えば、物干し竿とか、そういうものの実物を触れたりしたら面白いですよね。」
河野さん「それが、あるんですよ!(少し誇らしげ)。物干し竿なんですが、物干し専門店「きらら」という店舗さんが、アルミ合金による物干し製品を開発、発売していまして、触れるようになっています。その店舗さん以外にも、17,000円する高級ハンガーを売る店や個性派ランドセルを売る店まであります!!」
石郷「何から何までありますね。それだけ楽天の幅の広さを実感する機会にもなりそうですよね。どんなお客様が来ても何かしら自分のツボをこの「楽フェス」で見つけて楽しめるってことですね。ファッションに興味がある若い女性でも楽しめますよね。」
河野さん「そうなんです。これも、会場内のステージを使います。ファッションステージが開催され、浦浜アリサさん、神田うのさん、高橋メアリージュンさんらによるショーも実施されるんです。」
石郷「見て、触って、食べて、感じて。あらゆる側面で来場者の気持ちを盛り立てる。これぞ“shopping is entertainment”ですね。楽天らしいリアルイベントになりそうです。5日間、毎日来ても回りきれるかな。すごい、ありがとうございました!」
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楽フェスは色んな趣向で来場者を楽しませる。また、普段はネットで、遠巻きに見ている人もいるかもしれないが、実際にリアルなイベントで実物を見ると印象が変わることもあるだろう。気に入れば、ネットで購入してみようというキッカケにもなるだろう。楽しいだけでなく、来場者にとって、気付きのあるイベントになりそうだ。
楽天が店舗を想い続け、一つ一つの店舗のブランド価値を高めようとしているからこそ、楽天が楽フェスに注力する意味合いも見えてくる。楽フェスは楽天による、店舗への想いの結晶であり、店舗のお客様への感謝の気持ちの集大成なのだ。
ぜひ、行ってみてほしい。もう、8月1日は、まもなくだ。
企画・編集 石郷“145”マナブ