トレタ社とかっこ社が業務提携
リアルな顧客解析分析
顧客の人数が大幅に増える

飲食店の未来に光明を見出すサービス

株式会社トレタ（以下「トレタ社」）と、かっこ株式会社（以下「かっこ社」）は、トレタに蓄積されていた飲食店の予約のビッグデータ分析業務で8月1日に業務提携を締結した。飲食業界では初めての顧客行動の分析を実施するため、今後は飲食店向けに本格的なCRMサービスの提供を目指す。

トレタ社は、飲食店向け予約台帳アプリでを運営しており、2013年12月のサービスリリース以来、急激に導入店舗数が伸長している。2015年8月で登録店舗数は3,300以上にのぼる。これは前年同月の約2.5倍であり、サービス利用継続率も98％超えている。

かっこ社は、ビッグデータを活用したSaaS事業や金融、マーケティング分野へのコンサルティング事業を通して、経営的な判断材料やサービスの提供を行っている。主要事業の「O-PLUX」は、国内の2,000を超えるEC事業者に取引の安全性を審査するサービスを提供している。インターネットの経済市場の拡大とともに成長し続けている。

長年、飲食業界の現場では多くの業務を手作業で行われてきた。そのため、正確なデータに基づく顧客の行動分析を全く行えていない。そのなかで、トレタ社には膨大な予約データを蓄積しているため、そのデータを元に解析を実施することにより、実データによるリアルな顧客の行動分析が可能になり、予約データのより精微な解析につながる。

成長し続けている2社が連携をすることは、飲食業界の大きな希望になる。手作業で行う仕事が減るため、負担が軽くなる。リアルな顧客の行動分析が可能になれば、顧客の人数が大幅に増えるだろう。