プラグインやデザインテンプレートを簡単に取得

株式会社ロックオンは8月19日、日本No.1EC構築オープンソース「EC-CUBE」の拡張機能配布サイト「EC-CUBEオーナーズストア」が、最新版「EC-CUBE 3」に対応したことを発表した。また、「EC-CUBE」の最新版「EC-CUBE 3.0.3」も同時にリリースした。

「EC-CUBE」では従来から、プラグインやデザインテンプレートといた拡張機能の配布・販売が可能な「EC-CUBEオーナーズストア」が存在していたが、2015年7月1日に公開された最新版の「EC-CUBE 3」では利用できなかった。今回、「EC-CUBEオーナーズストア」のリニューアルオープンに伴って「EC-CUBE 3」の利用者でも簡単にプラグインやデザインテンプレートを取得することが可能になった。

さらに、同時リリースした「EC-CUBE 3.0.3」では、管理画面から、全てのプラグインのインストール、および、バージョンアップが可能になった。これまでの「EC-CUBE」では、プラグインのインストールは、ユーザー自ら「EC-CUBEオーナーズストア」でアップデートの有無を確認し、ダウンロードしたファイルをサーバーにアップロードするなど、初心者にとっては手順が難しく、ミスも起こりやすい状況であった。最新版の「EC-CUBE 3.0.3」では、プラグインのアップデートが大幅に容易になるため、従来の「EC-CUBE 2系」に比べ、より多機能かつ独自性の高いECサイトを、素早く、安全に構築することが可能になった。

「EC-CUBEオーナーズストア」は決済から集客まで・カスタマイズやバックヤードまで、店舗主のための様々なサービスを提供しており、約５万人の会員が利用している（2015年8月現在）。

ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」は、同社が開発したECサイト構築パッケージをオープンソースとして2006年に公開したもので、日本No.1EC構築オープンソースとして認定されており、推定22,000店舗以上で実際に稼動している（同社調べ）。2014年9月には企業間商取引向けECサイト構築パッケージ「EC-CUBE B2B」をリリース。2015年7月には内部構造を全面刷新し「拡張性の向上」を追及した「EC-CUBE 3」をリリースした。