ヤマト運輸、アプリ「アニマート」連携!フリマに続々進出

石郷“145”マナブ

 アニメ・ゲームのグッズを個人間で取引するフリマアプリ「アニマート」を運営するセブンバイツ株式会社(以下、セブンバイツ)と、 ヤマト運輸株式会社(以下ヤマト運輸)は、 9月14日より、 スマートフォンアプリを利用した「ネコポス」による配送サービスを開始した。

 アニメファンを対象としたアニメ・ゲーム専門のフリマアプリ「アニマート」は、セブンバイツが2014年1月から運用している。オークションにくらべて価格交渉の煩わしさがないことから、フリマアプリを利用した個人間取引のニーズが高まっており、その一方で、 フリマアプリを利用する出品者と購入者の双方から、 取引に伴う手間を少しでも簡略化したい、という声はあった。また、 取引が成立した商品の配送状況を確認したいという要望も強かった。

 一方、 ヤマト運輸は4月1日より、 アニメグッズの配送でも多用される「小さな荷物」を対象とした投函サービス「ネコポス」を展開。翌日配達のスピード配送と、今までの投函サービスにはない「投函完了メール」をお届け先に配信するなど、 受け取るお客さまの利便性を高めるサービスとして好評。

 これらセブンバイツとヤマト運輸が連携し、 「ネコポス」を利用したサービスを9月14日より開始することで、 配送手配がアプリ内で完結でき、 「アニマート」ユーザーはより簡単・安心・便利にグッズを取引できる、というわけだ。

 「ネコポス」導入による、 4つの「アニマート」アプリのユーザーにおけるメリットは、取引したグッズの配送状況がアプリ内でチェックでき、 購入者のポストに投函されたか確認でき、また、全国一律料金を実現することで、出品時の価格が決めやすくなった。また、アプリ内で決済が完了するため、 出品者は送料を現金で払う必要がなくなり、送り状を手書きで記入する必要もなくなった。

「アニマート」アプリを使った「ネコポス」利用の流れについては、取引が成立すると同時に、 セブンバイツは出品者に「アニマート」アプリ内でQRコードを発行。出品者は配送するグッズをヤマト運輸の営業所に持ち込み、 店頭端末「ネコピット」でスマートフォンのQRコードを読み取り、 送り状を発行する。ヤマト運輸は、購入者に荷物を届け、配送状況はアプリ内で確認できるのだ。

 荷物が購入者宅のポストに投函されると同時に、 出品者、 購入者に対して、 プッシュ通知とメールにより配達完了を通知し、配達完了後、 出品者、 購入者はお互いの評価をアプリ内で行える。最終的には、グッズの商品代金から販売手数料と配送料を差し引いた金額※を、 セブンバイツが出品者に入金し、 決済完了となる。
 
 今でも家庭用の配送に関しては、クロネコヤマトというイメージが強い。だからこそ、ヤマト運輸がCtoCのフリマアプリの隆盛にあわせ、積極的にその連携の幅を広げることは、これまでの流れを考えると、納得だ。


記者プロフィール

石郷“145”マナブ

キャラクター業界の業界紙の元記者でSweetモデル矢野未希子さんのジュエリーを企画したり、少々変わった経歴。企画や営業を経験した後、ECのミカタで自分の原点である記者へ。トマトが苦手。カラオケオーディションで一次通過した事は数少ない小さな自慢。

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