EC業界News1週間まとめ〜サクッと振り返り♪
10/5〜10/10までのNewsをギュギュっとまとめました!
こんにちは~。ECのミカタ編集部 石郷“145” マナブです。
先週一週間もいろんなニュースがありました。
そんな中、忙しくて毎日のチェックができなかったという人もいるはず。
そこで!編集部がセレクトするまとめニュース記事を作成。
これを押さえておけば、先週一週間はもう大丈夫!一週間特に注目された記事は…!
約200社導入!「Amazonペイメント」
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=6393
coneco.netがサービス終了。Yahoo!検索で新サービスが始動
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=6344
【速報】メタップス、人工知能を用いた自動販促ツールの提供開始!
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=6392
ペイパル杉江氏に聞く!新たな一手「チャイナ・コネクト」
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=6365
Amazonのログイン&ペイメントの影響力は大きいようですね。これは、もはやAmazonだけの問題ではなく、EC全体が盛り上がる上で見逃せないニュースなんだなと思います。純粋に、Amazonのアカウントで決済ができるというのは、利用者にとっては、使いやすくて、ありがたい話。実際に、それが利用者だけのメリットかと言えば、そんなわけではないように思います。店舗にとっても、決済という一番お客様にとって過敏になってしまうところを、Amazonのブランド力でカバーすることで、結果、店舗での購買力があがる。現に各所で、そうした効果が出ているというのも聞かれるようになりました。決済がきっかけで、売り上げが上がる。つまり、単純に、ログインできて、決済ができるだけでなく、販売促進にもなる。だから、このサービスがもたらす衝撃は大きい、というわけです。
人工知能のニュースに関しても、気になるニュースですね。「SPIKE」では、これまで10万を超える事業者に対して決済を提供し、購買の分析を行ってきたので、そのノウハウを活かし、顧客のECサイトに訪問したユーザの行動を人工知能がリアルタイムで分析し、最適なタイミングで最適なユーザに販促施策を実施するというもの。行動パターンからユーザをいくつかのグループに自動分類し、最適なグループに最適なタイミングで割引クーポンやポイントなどを付与することで、購買率を最大化したりするわけです。人工知能を使うことで、決済そのものに、ユーザーによって適切なメリットを盛り込めるようになったことが、すごく大きなわけです。
インターネットが進化することで、いろんな人たちのいろんな情報や行動データなどを取得できるようになりました。現に、多くの企業がそれをすでにもっているから、それらを活用して、人為的に顧客満足度につなげようとする動きが出てきた。そして、次なるステップとして、今においては、そうしたデータを人工知能と紐付けして、そのまま利用者のサービス向上に努めようとするようになってきた、というわけです。つまり、顧客へのサービスを、もっと効率的に、人件費を抑える形で、具現化できます。人工知能はある意味、情報が蓄積されてこそ、真価が発揮されます。人工知能が高性能になっているのは、いうまでもありませんが、ことECで言えば、多くの情報が蓄積されて成熟してきた今だからこそ、こうした人工知能がもてはやされることになったわけです。今回は、決済データに対して、人工知能を使った事例でしたが、情報というのは様々ですから、こうした人工知能を使ってのサービス向上は、今後、増えるでしょうし、その度に、注目を集めることになるでしょう。
あとは、やっぱり越境ECはとてもアツいと思います。先週も動きがあって、PayPalの「ペイパル・チャイナ・コネクト」というのがありました。ペイパルと言えば「決済」なのですが、「ペイパル・チャイナ・コネクト」というキャンペーンでは、日本のECについて、中国の方々により多く知ってもらおうという企画なわけです。単純に知ってもらうにしても、規模感の大きさがポイント。日本でいえば、ATMのキャッシュカードであり、中国で住んでいる人は誰もが持っている、そんな銀聯カードの利用者などに告知をしている点です。決済を提供していますよ、とそこで甘んじることなく、日本の商品の認知や購入そのものを促し、決済の機会を増やす、という嬉しい動きは、越境ECを志す企業にとっては希望の光。越境ECは、ますます活性化していきそうです。
割と、決済系のニュースが話題を呼んだ先週一週間。きちんと整理して、差をつけて、新たな一週間を迎えましょ〜〜!ありがとうございました。それでは、また来週お会いしましょう!