ギフトの新市場!?東北みやげをLINEで贈る!

ECのミカタ編集部

cotocoに配送ギフト追加!

SK planet Japan株式会社(以下、SK planet Japan)は、ソーシャルギフトサービス「cotoco(コトコ)」において昨日11月5日より、「配送ギフト」を追加し、東北の特産品をギフトとして送ることができる「おみやげギフト」サービスの提供を開始した。

「cotoco」とは、「いつものメッセージにすこしのサプライズを。」をテーマに、LINEやFacebookメッセンジャー、メールを使ってギフトが贈れるサービスだ。ギフトはスターバックスやファミリーマート、ピザーラなど、あらゆるブランドショップから選ぶことができる。ギフトはcotocoのサイト上で購入し、贈りたい相手にURLを送信する仕組みになっている。今回追加された「配送ギフト」は、URLを受け取ったあと、受取先住所を入力することで商品が届く。贈りたい相手の住所がわからなくてもギフトを贈ることができるのが特徴だ。

「おみやげギフト」では、東北地方で気に入ったおみやげを身近な人に贈ることができるため、このおみやげを受け取った人にも東北地方に興味を持ってもらったり、旅行先の候補地とするきっかけとなる等、cotoco を通じて東北地方の魅力を分かち合うことができる。東北地方の中でも、特に女川町では、女川町の店舗で交換できるギフトも同時に展開している。

また、配送ギフトと同時に、復幸まちづくり女川合同会社(以下、復幸まちづくり女川合同社)が運営するあがいんステーションと、株式会社雄勝そだての住人(以下、雄勝そだての住人)のギフトチケットの取り扱いを開始するという。まずは、東北地方の2ブランドから開始し、今後幅広い地域に展開する予定だ。旅の思い出をギフトとしてお裾分けするように贈ることができる場を提供することで、東北地方を応援していく狙いがある。

東北復興支援と、新市場開拓の想いを込めて

SK planet Japanは、ソーシャルギフトの仕組みを東日本大震災からの復興支援につなげたいという思いから、このような施策を実施するという。また、おみやげをLINEやメールで贈ることで、旅先でおみやげを持ち歩く不便さや、贈り先の住所がわからないといった課題を解消し、新たなギフト市場の開拓を図っていく。

「配送ギフト」の最大の特徴は住所のわからない相手にもギフトを贈れることだろう。友人の連絡先を知っていても住所は知らないという場合も多く、配送となると手を出しにくい印象だが、LINEやFacebookでメッセージを送るような手軽さでギフトを贈ることができるのは新鮮で、受け取り手も喜ぶに違いない。旅行中のおみやげの持ち運びに関しても様々な取り組みがあるが、そもそもおみやげを選ぶだけで相手に届けることができるのは非常に簡単で、新たなギフト市場として広がっていく予感がする。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事