SNS動画広告にYouTuber活用!広告効果最適化へ

ECのミカタ編集部

アライドアーキテクツがYouTuber活用!

アライドアーキテクツ株式会社(以下、アライドアーキテクツ)は、SNS広告運用に特化した専門チーム「AD Business Unit」(以下「ADU」)が提供する新たな広告配信ソリューションとして、アプリ事業者に向けてYouTuber(ユーチューバー)を活用したSNS動画広告サービスの提供を開始すると発表した。

このSNS動画広告サービス提供開始は、SNSにおける動画のプロモーション活用が進んでいることを受けてのもの。特にFacebookは、1日当たりの動画再生回数が80億回を超えるなど、その勢いを増しており、広告配信を行うアプリ事業者も増加している。しかし、その一方で、動画は静止画と比べて制作コストが高く、広告クリエイティブごとの精緻な効果検証が難しいことや、参入企業の増加に伴う広告効率の低下など、様々な課題も生まれているのが現実だ。

アライドアーキテクツが提供するSNS動画広告サービスでは、 SNS上で広告配信を行いたいアプリ事業者に向けて、YouTuberによるSNS向けオリジナル動画広告の制作・運用をワンストップで支援し、インストール広告の最適化を実現する。アライドアーキテクツが、YouTuberネットワークを有する複数の動画制作会社と連携し、顧客企業の広告予算に合わせて、YouTuberのキャスティングからSNS広告に最適な動画コンテンツの企画・制作、広告のターゲット設定および運用代行まで、動画広告運用にかかわるすべての工程を一括で請け負うことで、アライドアーキテクツが持つSNS動画広告支援の実績と、ユニークかつインパクトのある動画を短期間で制作可能なYouTuberの特性を掛け合わせ、データに基づいた細やかな効果検証とチューニングを繰り返し行うことが可能となり、より効率的な広告運用が実現するのだ。

人気アプリでCPIが80%減少!

実際にサービス開始に先立ち、株式会社バンク・オブ・イノベーション(以下、バンク・オブ・イノベーション )では、人気ゲームアプリ「幻獣契約クリプトラクト」のプロモーションでSNS動画広告サービスを試験導入したところ、従来の動画広告と比較してCVR(顧客転換率)が242%改善し、CPIが80%減少したことが分かった。

今回の施策について、バンク・オブ・イノベーション マーケティング統括本部 五十嵐氏は、「当社ではこれまでもFacebook広告を運用していましたが、他の広告媒体に比べてCPIが高いことが課題でした。今回の施策では、そのCPIを大幅に削減できたことに加えて、インストール後にも高い課金率を維持することができました。これは、YouTuberが実際にゲームをプレイする実況風景を広告素材として活用したことで、広告接触時からゲームの内容理解を促し、インストール後のLTV(顧客生涯価値)が高いユーザーを獲得できたことによるものと捉えています。今後も引き続き動画広告を活用し、SNS広告運用のさらなる最適化に繋げていきたいと考えています。」と述べている。

アライドアーキテクツは今後も、SNS広告運用を効果的に支援するサービスの開発・提供に努め、顧客企業における広告効果の最大化およびマーケティングコストの軽減を実現していくとしている。

スマートフォン利用者の増加に伴って、SNS広告の運用は欠かせない集客ツールとなっている。動画での広告は静止画に比べ、盛り込める情報も多くユーザーの印象にも残りやすいが、どの企業も自社での動画広告の運用実績が少なく、導入しづらいのではないだろうか。アライドアーキテクツが提供を開始したSNS動画広告サービスは、アライドアーキテクツがもつノウハウを活用できること、また注目を集めているYou Tuberの活用で、動画そのもののへの注目も集めやすいという意味でより効果的な運用が期待できる。変化が激しいSNS広告では、自社でノウハウを蓄積することも重要だが、ノウハウを持つ企業をうまく活用していく必要もあるだろう。


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